【進化したiPhoneマップ】
普段はGoogleマップ派という皆さん。iOSの「マップ」アプリを開いたものの、基本的なキーワード検索しか使わないで閉じてしまっていませんか?
せっかくならば、ちょっと凝った検索や訪れたいスポットの保存設定、メモの書き込み方なども、少し使いこなせるようにしていきましょう。
■検索の基本操作をおさらい
まずは、場所を検索する基本操作をおさらい。もちろん、一番シンプルな操作は、「マップで検索」の欄をタップして、探したい場所やキーワードを入力するだけです。
例えば、特定の住所や店舗名などを入力すれば、該当する場所がすぐに表示されます。こちらは難しくありません。
一方、もし「コンビニエンスストア」や「駐車場」などよく検索されそうなカテゴリを探す場合には、検索欄をタップした後、下部に表示される「近くで見つける」という欄のアイコンを選択することで、簡単に周辺の施設を見つけることができます。
なお、検索結果の表示範囲やエリアを微調整したい場合には、指1本でドラッグして位置調整、ピンチイン・アウト操作で拡大縮小の調整が可能です。範囲を変更した際には、基本的には表示エリアで自動で再検索が実行されますが、画面に表示される「この付近を検索」というボタンをタップして再検索を実行することもあります。
余裕があれば、検索結果の並び順を変更する操作も確認しておきましょう。例えば、通常「ベストマッチで並び替え」となっている部分タップして、「距離」に切り替えることで、現在地から近い順に検索結果を確認できるようになります。
また、検索結果の絞り込みも可能。例えば、コンビニエンスストアのチェーンやランチのジャンルを指定したり、駐車場のうちコインパーキングのみを表示したり、といった絞り込みができます。こうした操作を知っておくと使い勝手は少し良くなりますよ。
ただし、Googleマップの検索での絞り込み機能と比べると、ちょっと見劣りする部分も…。例えば、Googleマップだと飲食店の営業時間や評価でのピックアップまでできるのが便利なので、検索機能を目当てに、iOSマップへの移行することは多分ないですね。
■ライブラリに保存する
次に、検索した場所や施設を「ライブラリ」に保存する方法です。Googleマップでいうところの“スター付きの保存済み”などに相当する機能ですね。よく訪れる場所や、今後行ってみたい場所などを記録しておくのに役立ちます。
具体的な操作としては、検索結果から特定の場所や施設を選び、その情報が表示される画面で「+」ボタンをタップしましょう。これで「ライブラリ」という項目に、その場所を保存できます。選択した項目によっては「この場所に名前を付ける」というポップアップが表示されるので、適宜カスタマイズして「保存」をタップしましょう。
登録したスポットを確認するには、ライブラリ画面を開きます。検索欄をタップするのではなく、スワイプアップしましょう。
これで「ライブラリ」という欄が表示されるので、リストの下の方にある「>」をタップします。続いて「場所」の欄を選択すると、保存したスポットの一覧が表示されます。
ちなみに、この一覧画面は、右上に表示されている「・・・」のメニューを開くことで、「リスト」や「グリッド」形式での表示に切り替えたり、「日付」「名前」「距離」といった基準で並び替えたりすることもできます。
■メモを追加しよう
さらに、検索したスポットには、自分だけが確認できるメモを記述することも可能です。「◯◯で使った」「◯◯が美味しかった」のような個人的な記録を残しておくのに使えます。
メモを記録するには、保存したい場所や施設の情報を表示した状態で、「さらに表示」というボタンをタップ。表示されるメニューからその中にある「メモを追加」というオプションを選び、テキストを入力しましょう。
Googleマップにも自分用のメモの追加機能はあるのですが、なぜか「スター付き」だと追加できなくて、「リスト」で登録した地点のみにできるんですよね。この点については、iOSの「マップ」(Apple Map)の方がちょっとだけ便利かも。…ちょっとだけ。
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ここまでの操作を把握したらiOS標準の「マップ」アプリの基本はバッチリです。一歩踏み込んだ「ガイド」機能の使い方は、また次回に。
<文/井上 晃>
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- Original:https://www.goodspress.jp/howto/635968/
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