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寝具を見直して“睡眠の秋”を満喫! ぐっすり快眠マットレス5選【傑作&大本命モノ決定版】

【傑作&大本命モノ決定版】

朝晩が涼しくなり、やっとエアコンなしで寝られる季節がやってきた。そこで今回は、より快適な眠りを楽しむために高機能マットレスを紹介する。決して安い買い物ではないが、毎日使う重要アイテムなのでぜひ見直してほしい。

*  *  *

寝具の中でも特に重要なのがマットレス。専門家の小林麻利子さんによると、同じ体勢で寝るのがしんどい、朝起きた時に首や肩が痛いといったマイナスを解消し、深い眠りをサポートしてくれるのがマットレスだという。では、どのようなマットレスがおすすめなのか。

「まず、何度も寝返りを打つ必要がないほど、体圧分散性に優れていること。そして、肌に直接触れる部分は、体をモチっと包み込んでくれる柔らかさも欲しい。そういった柔らかさはありながらも、その下の層から上へ持ち上げてくれるような、寝返りを促してくれる機能が備わっているものがベストです。柔らかめ・硬めという2種類でマットレスを語るのは、もう少し古いかなと思います。その両面が同時に叶うことが大事です」

また、深い眠りに入る時に深部体温の低下と放熱があるため、その汗をしっかり外に逃がしてくれる通気性も重要だという。体圧分散性、肌面の柔らかさ、通気性を備えたマットレスを導入して、睡眠の秋を満喫したい。

眠りとお風呂の専門家 小林麻利子さん
睡眠改善インストラクター、公認心理師。SleepLIVE(株)代表。第32回日本睡眠環境学会奨励賞受賞。最新研究を元に不眠に悩む老若男女を救う。JCSP日本睡眠改善カウンセリング主催。メディア出演多数。近著『マインドフルネス入浴法』(MDN)

<大本命>

1. 硬すぎず、柔らかすぎない新体験の寝心地を叶える

リムネ
「リムネマットレス」(7万9900円~)

今使っているマットレスです。体圧分散性にかなり優れているのに、体を包み込んでくれる柔らかさ。睡眠の心地良さをダイレクトに感じられます(小林さん)

柔らかいマシュマロのような独自高反発素材スフエアーと、体をしっかり支える緻密な独自構造により、入眠を誘う気持ち良さと体への負担軽減を両立したマットレス。沈みすぎず硬すぎず、適度な弾力とクッション性で体圧を分散し、寝返りもしやすい。余計な熱を逃がす設計もポイント。

▲体全体を面で支えて圧力を分散。その優れた圧力分散性は、生卵を押しつぶしても割れないほど。柔らかいのに沈み込みすぎないため、腰や肩にも優しい

▲1層目は高反発素材スフエアー、2層目は本来多少沈んでほしい箇所に溝加工を施し、3層目は体やマットレス全体を支える硬めのウレタンを採用

<超しなやか>

2. コイルが独立して動く独自構造でしなやかな寝心地を実現

日本ベッド
「シルキーポケットレギュラー(ウール入り)」(18万7000円〜)

独立したポケットコイルで体圧分散が叶います。適 度な弾力とサポート力が大きく、柔らかすぎず硬すぎないマットレスを探している人におすすめ!(小林さん)

日本初のベッド製造メーカーが手掛ける国産マットレス。ポケットコイルの上面と下面だけを不織布の帯で繋いだ独自構造により、繊細でしなやかな寝心地を実現。体の形や重さ、寝返りに合わせてコイル一つひとつがしなやかに動き、優しく体を支えてくれる。

<体圧分散>

3. 1680個の点が体を受け止め体圧分散&寝姿勢保持

nishikawa
「[エアーSX]マットレスレギュラータイプ」(17万6000円~)

体圧分散性と通気性に優れているのがポイント。体に触れるしなやかな層と、体を支えるベース層の構造で、硬めがお好きな方にとてもおすすめです(小林さん)

柔軟性と弾力性を備えた特殊立体クロススリット構造のマットレス「エアー」のエクストラプレミアムモデル。1680個(シングルサイズの場合)の点からなる表面の凹凸構造が体を受け止め体圧を分散。さらに沈み込みを調整し、体をしっかり支えて自然な寝姿勢をキープ。

<高フィット>

4. 体の凹凸にしっかりフィット! 振動を抑える構造で眠りをサポート

IDC OTSUKA
「レガリア インシグニア V マットレス」(19万8000円~)
「ボトムクッション」(10万9000円~)

8インチのポケットコイルが振動を抑え、体の凹凸にしっかりとフィットするマットレス。表層は通気性とフィット感を高めた5ゾーン・ピンホール仕様。腰部分の過度な落ち込みを軽減するスプリング、復元性や弾力性に優れたフォームを採用し、体への優しさを向上させている。

<硬さ調節可>

5. 100万通りの硬さから自分のベストフィットを設定

パラマウントベッド
「Active Sleep MATTRESS with sensing ANALYZER」(29万7000円~)

マットレスに内蔵された合計23本のエアセルに、空気を送り込むことで硬さを調節できるマットレス。スマホ操作で頭・肩・腰・お尻・足・かかとの6部位を、それぞれ10段階の硬さに設定可能。寝心地と睡眠スコアを確認しながら、自分だけのベストフィットに調整できる。

>> 特集【傑作&大本命モノ決定版】

※2024年10月4日発売「GoodsPress」11月号48-49ページの記事をもとに構成しています

<文/津田昌宏>

 

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