iOS18.2では、AirTagなど「探す」ネットワーク対応の持ち物の位置情報を、リンクを使って一時的に共有可能になることが分かりました。荷物の所在確認を航空会社に依頼する時など、便利に利用できそうです。
AirTagの位置情報をリンクを使って一時的に共有可能
先日、開発者向けベータが公開されたiOS18.2では、AirTagなど持ち物の位置情報のリンクを使って共有可能になっている、と米メディア9to5Macが報じています。
この新機能は、「探す」アプリの「このAirTagを共有」メニューから利用可能です。
Appleは、この新機能の活用例として、航空会社に荷物の位置情報を示すリンクを伝えて見つけてもらう、という使い方を紹介しています。
このリンクは一時的なもので、数時間経過すると位置情報の共有は無効になります。また、ユーザーは好きな時に位置情報の共有を終了することができます。
リンクを使った位置情報の共有が開始されると、従来の紛失モードと同様、発見者が持ち主の連絡先を確認可能になります。また、持ち主は共有したリンクに誰がアクセスしたのかを確認できます。
iOS17でAirTagの共有が可能に
なお、AirTagの共有は、2023年に公開されたiOS17で利用可能となっています。
これは、持ち主が指定した最大5人とAirTagを共有でき、車のカギなど家族や友人と身近な人物と共有するのに便利です。
発見者のiPhoneに連絡先を表示させる機能も
また、iOS18.2の「探す」アプリでは、誰かがAirTagをiPhoneに近づけた時に、持ち主の連絡先情報を発見者のiPhoneに表示させるかを選択可能となります。
この新機能により、発見者が持ち主に連絡を取りやすくなることが期待できます。
iOS18.2は12月初旬に公開へ
iOS18.2は、開発者向けのベータテストを重ねて、日本時間12月3日の未明に公開されると見込まれています。
iOS18.2では、Apple Intelligence関連の機能が強化され、ChatGPTとの連携などが利用可能となるとみられます。
なおAppleは、日本語環境でApple Intelligenceが利用可能となるのは2025年4月と予告しています。
Source: 9to5Mac
- Original:https://iphone-mania.jp/ios-590123/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato