iOS18.2の開発者向けベータ2から、iPhoneの充電完了までの所要時間を計算・表示可能な新機能の記述が発見されました。現時点でこの機能は無効化されていますが、今後のバージョンで有効化される可能性があります。iOS18.2は12月初旬に正式版が公開される見込みです。
iPhoneの充電完了までの残り時間を表示可能
開発者向けにリリースされたiOS18.2ベータ2に、「BatteryIntelligence」と名付けられたフレームワークを発見した、と米メディア9to5Macが報じています。
このフレームワークは、iPhoneの充電完了までの所要時間を、iPhoneに接続されている充電器の出力から計算し、表示可能です。
ただし「BatteryIntelligence」は開発者向けiOS18.2ベータ2に存在しているものの、現時点では無効化されており、使うことはできません。
Appleは現在もこの新機能の開発に取り組んでおり、今後のiOS18.2のベータや将来のバージョンで有効化されるのだろう、と9to5Macは推測しています。
ちなみに、macOSではMacBookのバッテリーメニューで充電完了までの残り時間を表示可能です。
iOS18ではiPhoneの充電機能が充実
iOS18では、iPhoneの充電に関する新機能が複数追加されています。
iOS17では80%しか選択できなかったバッテリー充電の上限が、iOS18では80%〜100%の範囲で5%刻みに設定可能となりました。
また、利用している充電器の出力が低いと、充電状態のグラフの色が変わってユーザーに注意を促しされます。
iOS18.2正式版は12月公開予定
iOS18.2は、12月初旬に一般ユーザー向けの正式版が公開される見込みです。
iOS18.2では、言語をアメリカ英語に設定した対応iPhoneでApple IntelligenceにChatGPTを統合した新機能や、オリジナルの絵文字を生成できるGenmoji、ユーザーの指示により画像を生成できるPlaygroundsなど、多くの新機能が追加されます。
Appleは、日本語でApple Intelligenceが利用可能となるのは2025年4月の予定と発表しています。
Source: 9to5Mac
- Original:https://iphone-mania.jp/ios-590157/
- Source:iPhone Mania
- Author:hato