キャンプを始めたばかりの頃は、とにかく実用重視で道具を選んでいたものの、中級キャンパーを自認するようになってくると、次第にちょっと個性的で、自分だけの相棒となるアイテムが欲しくなるものです。そんな所有欲を満たしてくれるアイテムのひとつが、真鍮製のキャンプギアです。真鍮は、人の手や空気に触れることで酸化し、独特の艶感やくすみが出てくるため、“自分だけの相棒”を求める人にぴったり! 使い込むほどに風合いが深まり、持ち主の個性を映すギアへと育っていきます。
そんな真鍮ならではの魅力を存分に活かしているのが、愛知県発のアウトドアブランド・SAKAKI Gearの新製品です。町工場の熟練の技が注ぎ込まれた「名もなきランタン きざし」(2万9700円)と「名もなきランタン たまゆら」(2万9700円)をご紹介します。
SAKAKI Gearは、愛知県春日井市で金属加工業を営む榊原工機が展開するアウトドアブランドです。町工場の職人たちがひとつひとつ丁寧に仕上げた製品には、手作りならではの温かみと存在感が漂っています。
10月31日に発売された新製品「名もなきランタン きざし」は、ソロキャンパーに人気のドイツ製LEDライト「レッドレンザー ML4」専用の真鍮製カスタムパーツです。
ML4のシェードを一度外して「きざし」を被せ、再びシェードを取り付けるだけで、シンプルなLEDライトがレイルロードランタンのようなクラシカルなスタイリングに早変わり!
付属のカラーチューブを使えば、さらにあたたかみのあるオレンジ色のライティングも楽しむことができ、使い慣れたML4をいつもとは違った雰囲気で活用できます。
一方、同時発売の「名もなきランタン たまゆら」は、パラフィンオイルを燃焼させて使用する真鍮製の本格オイルランタンです。
基本デザインは、今年2月にクラウドファンディングで先行発売され、大好評を得たゴールゼロ専用カスタムパーツ「名もなきランタン 暁」をベースにしていますが、その光源はLEDではなく、オイル燃焼による本物の炎。
真鍮ならではの味わい深い質感を、アウトドアならではの醍醐味である揺らぐ炎とともに堪能できます。
LEDで手軽に楽しみたい人と、本物の炎の揺らぎを味わいたい人、それぞれのニーズを満たす2つの新製品です。
本体サイズと重量は、「きざし」が直径65×高さ110mm・345g(ML4含む)、「たまゆら」が直径50×高さ118mm・520g。現代アートのように美しいフォルムには、産業用機械部品の製造で培われた熟練の精密切削加工技術が生かされています。
経年による変化に加え、真鍮ならではのずっしりとした重量感も魅力のひとつ。アウトドアでの実用はもちろん、インテリアとしても楽しめそうです。特に「きざし」は、ML4を日常生活で普段使いしたい人にもぴったりです。
>> SAKAKI Gear
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/638030/
- Source:&GP
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