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謎のiPhoneのプロトタイプの細部を確認!感圧式音量ボタンの開発は2021年から?

Apple製品のプロトタイプの画像を多数投稿しているApple Demo氏(@AppleDemoYT)が新たに、音量ボタンの上げる/下げるが一体化したiPhoneのプロトタイプの画像を投稿しました。

このプロトタイプは、2021年5月に製造されたもののようです。

iPhone13 ProかiPhone14 Proのプロトタイプ?

Apple Demo氏がXに投稿した画像に写るiPhoneのプロトタイプの特徴は、音量ボタンの上げる/下げるが一体化している点で、これはProject Bongoと噂された感圧式ボタンに変更することを検証するものではないかとの声が挙がっています。

プロトタイプの背面パネルには、Appleのプロトタイプに共通する「Vesica Piscis」シンボルの刻印があります。

Apple Demo氏は、AirTagのプロトタイプにも「Vesica Piscis」シンボルがあったと述べています。

ディスプレイにはDynamic Islandが搭載

プロトタイプのディスプレイにはDynamic Islandが搭載されているようですので、iPhone14 Pro以降のモデルのプロトタイプのように思われます。

落下耐久性テスト用のプロトタイプか

プロトタイプの筐体側面には、「RANGER-DROP2.5_D2-5DRS_000739」の刻印があります。

これは、2.5メートルの高さからの落下テストに用いられるものとApple Demo氏は推察しています。

Project Bongoであることを示す音量ボタン

プロトタイプに搭載された上げる/下げるが一体化した音量ボタンは、Appleが長年開発を続けていると噂のProject Bongoであることを示すものと考えられます。

プロトタイプの開発時期

今回のプロトタイプのシリアル番号がAppleの命名規則に合致したものである場合、製造されたのは2021年5月23日〜29日の間で、iPhone13 Proシリーズのプロトタイプだった可能性があるとApple Demo氏は伝えています。

ネジ止めのSIMカードトレー

SIMカードトレーは差し込み式ではなくネジ止めとされており、プロトタイプのロジックボード上にSIMカードスロットはありません。

iPhone16 Proのようなバッテリー

プロトタイプのバッテリーは外装が銅製のような色をしており、iPhone16 Proのステンレススチール製外装のバッテリーを彷彿とさせます。

他のどのiPhoneにも似ていないロジックボード

プロトタイプのロジックボードは一見するとiPhone13 Proに似ていますが、実際には多くの点で違いがあるとApple Demo氏は述べています。

カメラやマイクはダミー

プロトタイプのカメラやマイクはプラスチック製のダミーであり、そうした部分の動作検証は求められていないのでしょう。

感圧式ボタンの動作検証テスト用のプロトタイプか

各部を検証した結果としてApple Demo氏は、iPhone13 ProもしくはiPhone14 Proのプロトタイプというよりも、感圧式ボタンの動作検証テストに用いるためのものではないかと予想しています。

なお、このプロトタイプは中国のマーケットプレイス「Xianyu」で販売されていたものと、Apple Demo氏は説明しています。

Source:Apple Demo(@AppleDemoYT)/X

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