お気に入りのシューズはいつまでも履き続けたいですよね。ただ、大事に大事に履いていたとしてもやはり劣化は避けられず、最終的にはお役御免で処分することに…。電化製品のように傷んだところを修理できたり、その部分だけ新しいものに変えられればいいのになあ、と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
靴の街・神戸三宮にある靴作りの学校・ハードワーカー シューズメイキングスクールの公式ショップ・ハードワーカーオフィシャルショップが販売している「フットベッドシリーズ」と「The Work Boots」は、実現不可能と思われていた“分解・交換・変身”ができるという画期的な仕様を備えた革製シューズ。手入れによって一生履けるサステナブルな一足です。
「フットベッドシリーズ」は「フットベッドシューズ&サンダル」(3万5000円)と「フットベッドブーツ」(4万円)、フラッグシップモデルとなる「The Work Boots」(19万8000円)の3種類がラインナップ。
いずれも靴底に配されているネジを外すことでシューズ全体を分解することができ、傷んだ部分の修理・交換やメンテナンスをスムーズに実施可能。さらに好みのパーツを組み合わせて新しいシューズに仕立てることも可能という、特許技術のハードワーカー式製法によりで実現した世界初の“一生履ける”サステナブルシューズです。
「フットベッドシューズ&サンダル」はアッパーに栃木レザーを使用し、履けば履くほど味わいが生まれるエイジングが楽しめる一足です。フットベッドには足裏に馴染みやすいコルクゴムを配し、ソールは衝撃吸収性のあるEVAを重ねた合成ゴムを採用。
縦・横・立方骨のアーチサポートが備わり、足裏全体で体重を支えることで疲れにくく、スニーカーのような安定感のある歩きやすさを実現しています。シューズ自体は合計19本のネジで組み立てられており、分解&アッパーやソールを変更することでベースモデルのシューズからサンダルに、サンダルからシューズに変形することが可能です。
「フットベッドブーツ」も19本のネジを外すことでアッパー、フットベッド、ソールの交換が可能。オーダーの際にレザーの種類(栃木レザーorベロアレザー)と色、フットベッドのカラー、ソールのカラーと材質を選択し、好みの一足に仕上げて発送されます。
アッパーは栃木レザー(ナチュラル・ブラウン・ブラックの3色)かベロアレザー(ベージュ・マロン・チョコ・ブラックの4色)、フットベッド(ベージュ・マロン・チョコ・ブラックの4色)。
ソールはフラットソール(ホワイト・ベージュ・ダークブラウン・ブラック)とVibram製のシャークソール(ホワイト・ブラック ※選択時は追加料金3000円)のラインナップから、好みのものを選択してオーダー。
また、各パーツはオプションで個別に購入することができ、また構造自体がシンプルなためセルフで分解・組み立てが行えるので安心です。
フラッグシップモデル「The Work Boots」は、アッパーに米国・Horween社製のクロムエクセルレザーを採用。他の革とは比較できないほどの美しさと繊細さ、屈強さを併せ持ち、4種類以上のオイルが革にたっぷりと染み込んでいるため日常のケアはブラッシングのみでOK。
また履くほどに風合いが生まれるエイジングも楽しめるようになっています。ソールは縦アーチサポートと横アーチサポートを設けたハンドメイドソールを搭載。クッション性があり、安定感のある快適な履き心地を生み出します。Vibramブラック、Vibramハニー、Vibramボブの3種類があり、特にVibramボブソールは柔らかくて接地面積が広いため、長時間の歩行に適した仕様です。なお、オーダーの際にアッパーのカラーとソールをチョイスできますが、パーツ交換はソールのみ(6万8000円)となるのでご留意を。
いずれのシューズも履くほどに足先が馴染んでいき、パーツを交換することで何十年にも渡って履き続けることが可能。正真正銘の“一生もの”の革製シューズ、手に入れる価値は大いにアリといえそうです。
>> ハードワーカー
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/639310/
- Source:&GP
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