突然行きたくなる海外旅行先ってありますか? 筆者の場合はハワイがそのひとつ。円安が加速する昨今ですが、落ち着く気配も皆無。待っていたらいつ行けるのか分からない…。ならば「行きたいと思ったときが行きどき!」ということで、10月頭に行ってきました。
今年の1月末にも足を運びましたが、その時は雨季真っ只中でほぼ全日雨。今回は晴れを祈りつつ成田国際空港20時45分発、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)9時10分着のJL784便で、いざ出発!
搭乗口では、最近始まったというフォトスポットのサービスを体験。「いってきま〜す!」のプロップス片手に、なんだかワクワク。このちょっとした時間が旅の充実度をグッと高めてくれるんですよね。ちなみに機材はボーイング767-300型機、2-3-2の7席配列でした。
22時前に機内サービスがスタート。ハワイ線限定の「スカイ・ロワイヤル」を飲むか迷っていると「今日はグァバジュースがあるので、ワインと割ると美味しいですよ」と客室乗務員(CA)さんから天の声が。機内ではレア度高め、ある意味裏メニュー的な1杯をいただくことに。ちゃっかりスパークリングワインも一緒に手に入れ、「おつまみミックス」とスペシャルな食前酒が楽しめました。
◯照り焼きチキンとキノコ、カボチャのクリーム仕立て
◯スモークサーモンと枝豆のポケサラダ風
◯フレッシュサラダ
◯マンゴージンジャーブレッドロール
◯コーヒー、紅茶、緑茶
今回の機内食も「ミシュランガイド東京2024」掲載のフレンチレストラン「レフェルヴェソンス」の生江シェフ監修メニュー。1月と比べよりハワイ色が濃くなった印象です。マンゴーにポケサラダと機内にいながら既にハワイ気分!な食材を使った1品が並びます。
ほっくりカボチャとキノコ&クリームソースの相性抜群のメインに舌鼓。デザートもふわふわ&マンゴーフレーバーで一気に南国気分となりました。
主菜容器はJALカラーの帯×和な雰囲気が◎。折り鶴をイメージしているんだそう。夏から容器のリニューアルが進んでおり、副菜容器も新作に出合えるかと思いましたが、今回はおあずけ。現行容器の廃棄を極力発生させずに切り替えが進んでいるとのことで次回のフライトでの楽しみがひとつ増えました。
ちなみに、もうひとつ変化を発見。紙コップに国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」で「JAL賞」受賞 水上詩楽氏の作品が採用されていました。ダイナミックな線と色使いが特徴的なこちら10・11月限定とのこと。
◯ペイストリー(濃厚チーズデニッシュ/八天堂 くりーむパン)
◯100%フルーツジュース
◯マカダミアナッツチョコ
ハワイ線の朝食は夕食後に袋詰めされた状態で配られるのが常。自分のペース&好きなタイミングで味わえて◎なんです。今回のフライトで個人的に驚いたのが、前回に比べ品数が増えていたこと!
濃いめのチーズデニッシュは食べ応えアリ。お馴染みのとろ〜りクリームの八天堂の「くりーむパン」を空の上で味わえるなんて! そして極め付けはハワイアンホーストのチョコ。雲の上ながら完全に舌は現地に到着しました。
ほどなくして、着陸態勢に。しかも青空広がる超快晴! ということで、お腹も大満足、天気も最高のなかフライトを終えたのでした。
※機内食メニューは2024年10月のエコノミークラスのものです
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<取材・文/相川真由美>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/636890/
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