Facebookは現地時間20日、AI背景やバックグラウンドノイズの抑制などの新機能がMessengerのビデオ通話に導入されたと発表しましたが、AppleのパーソナルアシスタントSiriが使用可能になったことにも最後にしれっと触れています。Apple界隈では、これが一番大きなニュースだと話題になっています。
MessengerがついにSiriに対応
Facebookの20日付けのプレスリリースでは、Messengerで背景をAIが生成した画像とすり替えることができるAI背景が導入されており、同時にHDクオリティのビデオ通話、バックグラウンドノイズの抑制も可能になったと発表されています。
しかし、最も注目を集めているのは、ハンズフリーでの通話とメッセージで、「ヘイ、Siri」とデバイスに話しかけ、「〜にMessengerでメッセージを送って」と頼むとメッセージを送ることができるようになっています。
また、ハンズフリーでのMessengerでの通話も可能で、「〜にMessengerで電話して」と頼むとSiriが電話をかけてくれます。
Siriのサードパーティーアプリ対応は2017年から
Siriをサードパーティーアプリでも利用可能にするには、デベロッパはSiriKitを使用する必要があります。SiriKitはiOS10で2017年に導入されましたが、最初に発表されたのはその前年2016年の世界開発者会議(WWDC)です。
SiriKitは公開となってからすぐに大手アプリが対応を進めており、例えば日本で最も一般的に使用されているLINEも2017年にSiri対応を完了させた模様です。
Source: Facebook via MacRumors
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- Source:iPhone Mania
- Author:lexi