【秋のカーケア最前線】
愛車メンテナンスの第一歩は洗車ですが、近年は100円ショップ系列でもカーケアグッズのラインナップが充実してきています。コスパ重視で洗車道具を揃えたいなら、こういうアイテムを活用するのもあり。実際に使用してみましたが、意外に優秀なアイテムもありました。
■ダイソーのアイテムは結構役立つ
「洗車に使う道具を揃えるなら100円ショップも覗いてみるといいかもしれません」と話すのは、クルマやバイク、自転車など乗り物を中心に記事を執筆しているライターの増谷茂樹さん。
「近年、多くの100円ショップチェーンはカーケアグッズに力を入れています。個人的には特にダイソーが充実している印象。自分でも使ってみましたが、ヘッドライトの曇りを取るクリーナーなどは価格の割に性能が高く、だいぶキレイにすることができました」(増谷さん)
洗車には拭き上げ用のクロスなど、消耗品も少なくないので、そういった品を中心にダイソーなどを活用し、高圧洗車機などに予算をあてるのもありでしょう。どんなものが必要か? 使いやすいのか? などがよくわからないという人も、まずは格安で洗車グッズを導入してみるのにも適しています。
1. ダイソー「通水洗車ブラシ」
クルマやバイクのホイール、足回りなどに使えるブラシ。グリップのエンド部分にホースをつないで、通水させながら使えるのがポイントです。価格は220円とダイソーの中では高めな商品になりますが、汚れたり傷んだら気兼ねなく買い替えられるのがうれしい。
実際に使ってみても、水を掛けながら洗浄できるので、ホイールにクリーナーを掛けておいて洗い流すには便利。細かい穴のあるようなデザインのホイールには、それに適したブラシもあります。
2. ダイソー「マイクロファイバー洗車グローブ」
手を突っ込んで使えるマイクロファイバー製の洗車グローブ。近年、一般的になっているアイテムですが、グリルなどの細かい隙間に手を突っ込んで洗うことができるので便利です。それが110円で入手できるのはありがたい。
シャンプーの泡立ちが特筆するほど良いわけではありませんが、毛足の長さもちょうどよく、細かい部分も洗いやすい。カラーがブルーとブラックの2色あるので、ふたつ買っておいて片方を下回りに、もう一方をボディ用にという使い分けも手軽にできます。
3. ダイソー「マイクロファイバー洗車タオル」
拭き上げに使用するタオルは何枚あってもいいもの。吸水性の高いマイクロファイバー製でも、ダイソーならリーズナブルに手に入ります。30×40cmのサイズが2枚入って110円。50×50cmの大判のものもラインナップされています。
キメが細かく吸水性がいいので洗車には最適。2枚組なので1枚をボディ用、もう1枚をガラス用などに使い分けることもできます。もちろん、ワックスの拭き上げにも適しています。
4. ダイソー「カーズコレクション 水切りワイパー」
洗車後の水滴を素早く落とせるワイパーも1本あると便利なもの。110円という安価で、ガラスにもボディにも使えるので、それぞれ用意しておくという手もあります。
実際に使ってみても、結構きれいに水が切れるので、洗車後にこれを使ってから拭き上げを行うと手間が少なくて済みます。特に気温が低い季節は水に極力触れたくないものなので、これからの時季には持っていて損はありません。
5. ダイソー「ヘッドライトクリーナー黄ばみ落としセット(UVコート)」
曇ってきたヘッドライトをキレイにするクリーナーはいくつも種類がありますが、その中でもおそらく最安の製品でしょう。価格は220円ですが、本剤のほかに拭き上げ用の不織布、それを押さえるためのスポンジが付属します。
成分は平均粒子1.5マイクロメートルのコンパウンドですが、保護成分のUVコート剤も配合。実際に使用してみましたが、付属の不織布を使って磨くと曇っていたヘッドライトがだいぶ透明性を取り戻しました。持続性については未知数ですが、少し曇ったり黄ばんできたらその度に使える気軽さがあります。
>> ダイソー
<取材・文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/642311/
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