サイトアイコン IT NEWS

ユニクロ:シーのアウターは最早ユニクロ超え! おしゃれなうえに撥水性もあって今冬はこれ1着でOK!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

ちょっと待ってくれ、秋、どこ行った? 急に寒くなりすぎィ! 寒さにめっぽう弱い、&GP編集部のテッシーです。先月秋っぽくなってきたと言ったばかりなんですけど…連日寒スンギ…。ということで、目下皆さんの興味は寒さを凌ぐアウターに向いていることでしょう。もちろん筆者もそうでして、いろいろと探したのですが日常使いしているユニクロの某店で見つけてしまいました。

▲来たわよ(カラーはカーキ)

それはユニクロの中でも一際目を引いた、ユニクロ:シーの「フーデッドコート」(9990円 ※購入時価格)です。Oh! 1万円切ッテルネー! ちょうどセール価格だったようで、ツイてるねノッてるね状態です(ただ、11月22日現在、公式サイトでは7990円で購入できる模様…)。

今季登場したユニクロ:シー。“シー”はデザイナーのクレア・ワイト・ケラーの頭文字から取ったもの(と思われます)。彼女は世界的に有名なファッションデザイナーで、過去にはグッチやクロエ、ジバンシィなど数多くのハイブランドにてデザイナーやクリエイティブ・ディレクターとして活躍。輝かしい経歴を持つ彼女が2024年にユニクロのクリエイティブ・ディレクターに就任し、ユニクロ:シーが誕生しました。クリーンなラインと細やかなディテールが際立ったコレクションは、その洗練されたデザイン性の高さで発表されるやいなや各所で話題になりました。

▲ダボッとするくらい大きめのサイズを購入したにもかかわらず、元のシルエットが良いため野暮ったさは皆無

そんなユニクロ:シーのファーストコレクションのアウター。気合が入りまくっています。実際に着てみるととても良い…。筆者はガバッと超オーバーサイズで着たいと思ったのでXLを購入したのですが、所謂“着せられている感”はありません。それはひとえに元々のシルエットが美しいからだと思います。オーバーサイズのモノを着ると、ともすれば野暮ったく見えてしまうこともありますが、上品さや洒落感はしっかりとキープされています。

▲フードは襟裏に収納可能

▲くるくると丸めてボタンで留めるだけ

そしてなんとこのアウター、2WAY仕様。アイテム名は「フーデッドコート」ですが、このフードが襟裏に格納できます。フードを仕舞えばスタンドカラーコートとして楽しめるというわけです。

▲スタンドカラー仕様にすると大人っぽさが増します

フードありの状態で着るとカジュアルな印象が強いですが、スタンドカラーにすると大人度が上昇するため、ビジネスシーンでも活躍しそうです。カラー展開は今回のカーキの他にオリーブとブラックもあるため、特にブラックはスーツやジャケパンの上から羽織ってもサマになるはず!

■デザイン性・機能性ともに◎!

▲フードは大きく、すっぽりと頭を包み込むサイズ

さて、今まで主にユニクロ:シーについてやデザイン面について話してきましたが、そろそろ皆さんお思いでしょう。「ユニクロで1万円くらいするからには何かしら理由があるんだろうな?」と。ちゃんと、というよりもお値段以上の価値がこのアウターにはあります(何かどこかで聞いたようなフレーズになりましたが気のせいです)。

▲めっちゃ水弾く!

はい、まずは撥水性。商品タグには“水をはじきやすい”と記載されていましたが、弾きやすいなんてもんじゃない。上の写真のように、めちゃめちゃ弾いてくれます。フードも大きいため頭・顔周りをしっかりガード! 急に雨が降ってきても安心ですし、何ならニューヨーカー気分が味わえます。

▲裏地はダイヤキルトステッチ

そして防寒性。冬用アウターでは何よりも大事な要素ですが、内側がキルティング仕様になっているため空気の層ができやすく保温効果がアップ。しかも破れにくいのでタフに着られます。ちなみに中綿にはポリエステル素材が封入されています。表地はハリのあるナイロン地で、程良い光沢が高級感を醸し出します。

▲袖を捲ってみると…

また、袖はインナーカフ仕様。ボタンを閉じれば冷気の侵入を防ぎ、より保温性が高まります。寒さに弱い筆者もこれはうれしい仕様です。

▲襟部分にはドローコードが

フロントはボタンとファスナーの二段構え。比翼仕立てになっているので、スマートな印象です。このディテールが落ち着いた雰囲気作りに一役買っているわけですね。

▲こちらはウエスト部分

なお、ウエストにはドローコード付き。シルエットやフィット感をアレンジできるので、カジュアル時はオーバーシルエットのままで、スーツなどの上から着る際は少し絞ってよりスマートに、などさまざまな着方が楽しめます。

▲内ポケットって意外とあると便利ですよね

ちなみに、左胸には内ポケット付き。名刺やカードケース、キーケースなどの小物が入れられます。地味ながら、あるのとないのとでは日常使いにおいて結構な差が出るのではないでしょうか。

安くておしゃれで使えるウエアが揃うため、老若男女問わず人気のユニクロ。最早ユニクロだけあればOK、という人もいるほど無敵感があるブランドですが、そのユニクロを超えたのはやはりユニクロ(ユニクロ:シー)でした。ユニクロを超えたユニクロ、つまり、スーパーユニクロ2ってとこかな、ともし某サ●ヤ人がユニクロ:シーを着たら口走っていたことでしょう。ちょっと自分でも何を言っているのかわかりませんが、とにかく! 保温性もしっかりしていますし、今冬は本当にこの1着あれば十分! しかも1万円でお釣り来ちゃう! しかしながら、今回もやっぱり絶賛に値するアイテムを買ってみてしまったようです。ふぅ…。

寒さが厳しくなると言われている今年の冬。とは言え暖かさだけではなく洒落感もほしい、でもできるだけお財布にやさしいアイテムだと助かる、という人がいたらぜひこの記事のことを思い出してみてください。参考になれば幸いです!

>> ユニクロ:シー

<取材・文/手柴太一(&GP)>

 

【関連記事】

◆これが「オーバーサイズ」の正体。 ユニクロで探る“だらしない”と“オシャレ”の境界線
◆良く耳にする“ビジカジ”って結局何なの?ユニクロで再現する「着こなしの正解」をプロと考えてみた
◆これでもう失敗しない。プロ直伝!「ユニクロ」で始める“レベル別”重ね着講座

モバイルバージョンを終了