AppleがTSMCに対し、M5を発注したと韓国メディアThe Elecが伝えています。
M5の製造プロセスと搭載製品の発表時期に関して、MacRumorsが予想しています。
製造コストの高さにより2nmプロセスでの製造見送り
The Elecによれば、M5は2025年下半期(7月〜12月)に製造を開始、製造プロセスは改良型3nmプロセスが用いられる見通しで、2nmプロセスではなさそうです。
Appleが2nmプロセスでのM5製造を見送った理由ですが、その段階では製造コストが高止まりすると想定されるからと推測されています。
その場合、iPhone17/17 Proシリーズ向けのA19/A19 Proも噂通り3nmプロセス「N3P」での製造となることが考えられます。
TSMC-SoIC技術の採用でリーク電流の改良実施か
M5の製造がM4と同じ3nmプロセスで行われるとしても、シリコンダイを積層する3次元集積化技術であるTSMC-SoIC(System on Integrated Chip)技術の採用によってリーク電流の低減などの改良が行われる見通しです。
2024年7月には、試験的に少数が試作されたとMacRumorsは伝えています。
M5搭載製品の発表予想時期
M5の製造開始時期から、搭載製品は下記の時期に発表される可能性があります。
製品 | 発表予想時期 |
iPad Pro (M5) | 2025年後半〜2026年前半から中頃 |
MacBook Pro | 2025年後半 |
MacBook Air | 2026年初頭 |
Apple Vision Pro | 2025年秋〜2026年秋 |
Appleは、AIサーバー用途向けにもM5を採用するとの噂もありました。
Photo:gagadget Deutsch(@gagadget_de)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-590865/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729