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【レビュー】1台3役！CIOの新作モバイルバッテリーがAmazonセール対象

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CIOから11月27日に予約販売が開始された、iPhoneもApple WatchもAirPodsも充電でき、スマホスタンドにもなるモバイルバッテリー「SMARTCOBY Ex02 Wireless Charger (Magnet & Watch) plus Stand」を実際に使ってレビューします。発売直後の新製品ながら、Amazonのブラックフライデーセールで28％オフの4,280円（税込）で購入可能です。

本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプルを使用しています。

iPhone、Apple Watch、AirPodsを充電できる1台3役

CIO（本社：大阪）から発売された「SMARTCOBY Ex02 Wireless Charger (Magnet & Watch) plus Stand」（以下、「SMARTCOBY Ex02」）は、iPhone、Apple Watch、AirPodsをワイヤレス充電可能な、Apple製品ユーザーにうってつけのモバイルバッテリーです。

クラウドファンディングサイトのMakuakeで1,439万円の支援を集め、11月27日に一般向け予約販売が開始されました。

容量は5,000mAhで、有線接続での最大出力は20ワット、ワイヤレス充電の最大出力は15ワットです。

モバイルバッテリーをiPhoneに磁気吸着させてコンパクトに持ち歩けるほか、背面に角度を自由に調節できるリング型のスタンドも装備しています。

カラーはブラック1色の展開です。

外側にはスタンド＆スマホリングになる回転式リングスタンド

「SMARTCOBY Ex02」のパッケージ内には、モバイルバッテリー本体、長さ50センチのUSB-Cケーブル、取扱説明書、開発ストーリーが記されたリーフレット、製品保証を1年延長できるユーザー登録の案内などが同梱されています。

高さ93ミリ x 幅63ミリ x 厚さ15.6ミリとカードサイズで、重さは約140グラムです。

本体外側は、立体的でザラザラした手触りです。一眼レフのボディのようなこのシボ加工により、ポケットやバッグなどの中に突っ込んでも傷付きにくい耐久性を確保しています。

バッテリー残量は普段は見えていませんが、ボタンを押した時や充電中に、デジタル数字が浮かび上がるようにして表示されます。

中央のリングは90度まで起こすことができ、自由な角度で止められます。

リングはするすると滑らかに回転します。

iPhoneの背面に装着して、スマホスタンドとして縦向き・横向きのどちらでも活用できます。

iPhone16 Proの背面に吸着した状態での写真・ビデオ撮影を試してみましたが、超広角カメラにしてもモバイルバッテリーが写り込むことはありませんでした。

iPhone16 Proの背面に装着して、スタンドとして使用してみました。スタンドの角度調整により、好みの角度で使えます。

また、リングに指を引っ掛けてスマホリングとして使うこともできます。

磁力が強めなので、MagSafe対応iPhoneの背面にしっかり吸着できており、モバイルバッテリーを持ってiPhoneを軽く振っても落下しませんでした。

iPhoneへの高速充電をチェック

iPhoneに磁気吸着・ワイヤレス充電に使う面は、エラストマー樹脂素材（Apple Watchのスポーツバンドなどに使われる素材）で、ソフトな手触りです。

バッテリー残量20％で警告が表示されたiPhone16 Proを、フル充電の「SMARTCOBY Ex02」から有線充電（最大出力20ワット）してみました。

30分間で、ひとまず安心できるレベルの68％まで充電できました。モバイルバッテリーの残量は59％で、まだ半分以上の余力を残しています。

なお、iPhoneの背面に装着した状態で有線充電を利用するには、バッテリー残量を表示するボタンを3秒間長押しして、稲妻マークを表示させ、有線充電モードに切り替えます。

Apple WatchもAirPods Proも充電してみた

「SMARTCOBY Ex02」は、「デュアルコイル技術」により、充電規格の異なるQi2とApple Watchのワイヤレス充電用コイルを同じ面に実装し、コンパクトな本体と利便性を実現しています。

中央の凹み部分に、Apple Watchを置いて充電が可能です。ただし、Apple Watchの高速充電には非対応です。

Apple Watch Series 10は、30分間でバッテリー残量51％から64％まで充電できました。フル充電だったモバイルバッテリーの残量は、94％残っていました。

Apple Watchを充電する際、バンドによっては、Apple Watchから取り外す必要があります。Appleのスポーツバンドのように、手首側にカーブするデザインのバンドを装着したままだと、微妙に浮いてしまいます。充電中表示にはなるものの、安定的に充電するにはバンドは外したほうが良さそうです。

円形の切り込み部分に、ワイヤレス充電に対応したデバイスAirPodsの充電ケースを置いて充電できます。MagSafe対応のAirPods Pro2なら、マグネットの力で置くだけで適切な位置に合わせられて便利です。

磁力で吸着するので最適な位置で充電でき、充電したまま持ち上げてもAirPods Pro2の充電ケースが落ちません。

AirPods Pro2の充電ケースを、フル充電のモバイルバッテリーからワイヤレス充電してみました。

AirPods Pro2の充電ケースは30分間で、23％から59％まで充電できました。モバイルバッテリーの残量は94％残っていました。

objcts.ioのレザー製ケースを装着したAirPods Proの充電ケースも、磁力は弱くなりますが、ワイヤレス充電できました。

iPhoneを有線充電しながら、AirPods Pro2にも同時に充電することもできます。同時充電の場合、最大出力は合計15ワットとなります。

なお、「SMARTCOBY Ex02」は特殊なワイヤレス充電方式を採用しているため、AppleのMFi認証非対応となっており、将来的なwatchOSやiOSのアップデートにより、ワイヤレス充電ができなくなる可能性はあります。

完全パススルー充電に対応

「SMARTCOBY Ex02」は、完全パススルー充電に対応しています。

モバイルバッテリーを充電器（出力20ワット以上を推奨）に接続して、iPhoneなどのデバイスをワイヤレス充電すると、モバイルバッテリーがフル充電になってからデバイスのワイヤレス充電に切り替わります。これにより、モバイルバッテリーの長寿命化につながります。

ただし、完全パススルー充電時はワイヤレス充電の出力が最大5ワットに抑えられるため、就寝中など、時間に余裕がある時に使うと良いでしょう。

不要モバイルバッテリーの回収サービスも

CIOは、適切な再利用と廃棄の促進を目的として、自社製と他社製の両方を対象にモバイルバッテリーと充電器の回収サービスを実施しています。

不要になったモバイルバッテリーを専用封筒で返送すると、AmazonのCIO公式ストアでCIO製モバイルバッテリー購入時に使える割引クーポンがもらえます。

モバイルバッテリーのAmazonクーポン特典は、回収するモバイルバッテリーがCIO製品なら10％オフ、他社製品なら2％オフです。なお、充電器はCIO製・他社製ともに3％オフです。

なお、特典は、Amazonの割引クーポンのほか、クラウドファンディングサイトMakuakeの割引も選択可能です。

まとめ：日常利用はもちろん、出張や旅行に必携

「SMARTCOBY Ex02」を日常的にiPhoneの背面に吸着して持ち歩いてみると、スマホスタンドやiPhoneと一体で充電できるモバイルバッテリーとして活用できるだけでも便利です。

1泊以上の旅行や出張の際には、AirPodsやApple Watchを充電する必要が生じますが、「SMARTCOBY Ex02」だけでAirPodsやApple Watchの充電をまかなえるので、持ち出すケーブル類を減らせます。

筆者は、旅行や出張の際、Apple Watchの充電ケーブルを忘れてしまいがちで、機能を制限する低電力モードで1泊旅行を乗り切ったり、諦めて出先で充電器を買ったことがあります。

今後は、「SMARTCOBY Ex02」があれば、Apple Watchの充電を心配する必要はなくなります。

欲を言えば、「SMARTCOBY Ex01」のように、充電ケーブルが短くても内蔵式なら、さらにコンパクトで便利そうです。内部の部品配置などの都合で難しいのかもしれませんが、将来の進化に期待したいところです。

新製品なのにAmazonブラックフライデーで28％オフで購入可能！

「SMARTCOBY Ex02」は、11月27日に予約販売開始され、12月3日配送予定の新製品ですが、いきなりAmazonのブラックフライデーセールの対象となっています。

通常価格5,980円（税込、以下同じ）が28％オフの4,280円で購入可能です。

CIOが「1年で最もお得に購入可能」と宣言しているAmazonブラックフライデーセールにあわせて予約してみてはいかがでしょうか。

多くの製品がAmazonブラックフライデーセール対象に

12月6日（金）まで実施中のAmazonのブラックフライデーセールでは、iPhone Maniaでレビューした以下の製品がセール価格で販売されています。

参照：CIO 製品情報, 回収サービス, セール特設ページ

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