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【レビュー】コンセント&ケーブル内蔵!CIOのバッテリー新製品がAmazonセール中

CIOが11月27日に販売を開始した、コンセント付き&ケーブル内蔵のモバイルバッテリーSMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG & CABLE」を実際に使ってみたのでレビューします。発売直後の新製品ですが、Amazonブラックフライデーセールの対象となっており、通常価格から18%オフの5,380円(税込)で購入可能となっています。

本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプルを使用しています。

AC充電器+モバイルバッテリー+ケーブルが一体化!

CIO(本社:大阪)が11月27日に販売を開始した「SMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG & CABLE」(以下「SMARTCOBY Ex03」)は、クラウドファンディングサイトのMakuakeで1,431万円のサポートを集めた、コンセントプラグとUSB-Cケーブルを内蔵したモバイルバッテリーです。

容量は8,000mAhで、出力はコンセント接続時とモバイルバッテリー共通で30ワットです。

CIOによると、厚みと重量を抑えつつ十分な容量を確保するため、「SMARTCOBY Ex03」のバッテリー容量を8,000mAhに決めたそうです。

充電器、ケーブル、モバイルバッテリーの3つが一体化することで、自宅ではスマホやパソコンの充電器として、外出時には手軽に持ち出せるモバイルバッテリーとして活用可能です。

コンセントに挿したまま使っても、モバイルバッテリーがフル充電後は内蔵バッテリーを経由せずにデバイスに電力を供給する完全パススルー機能を搭載しているので、バッテリーの劣化を抑えて使用できます

持ち歩きに適した表面加工、プラグ部分に安全対策も

「SMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG & CABLE」の本体表面は、ザラザラした手触りで細かい凹凸のあるシボ加工が施されています。バッグなどに入れて持ち歩いても表面に傷がつきにくいデザインです。

手元のスケールで測定してみたところ、重さは224グラムでした。

本体に内蔵されたプラグを起こすと、そのままコンセントに挿して充電できます。プラグの根元には、コンセントとプラグの間にホコリや水分が付着することによるトラッキング火災を防ぐための安全対策として、黒い絶縁キャップが設けられています。

本体側面には、長さ約17センチのフラットなUSB-Cケーブルが組み込まれています。

ケーブルは脱着可能で、断線した場合にはケーブルを交換可能です(専用交換ケーブルは後日発売予定)。

内蔵ケーブルを引き出すと、本体底面部分にUSB-Cポートが内蔵されています。

ケーブルを接続して、内蔵ケーブルとの同時充電も可能です。ただし、同時充電の場合、最大出力は合計15ワット(充電器モード、モバイルバッテリーモード共通)となります。

バッテリー残量は、本体の表面下部を軽くタッチすると浮かび上がるようにして表示されます。残量表示の数字は、コンセントに挿しての充電中には点滅します。

コンセントに挿して充電器として使ってみた

「SMARTCOBY Ex03」を壁のコンセントに挿してみました。厚みが約22ミリとスリムなので、壁面からの飛び出しが小さくなっています

コンセント内蔵タイプのモバイルバッテリーは、分厚くて重く、壁面からの飛び出しが大きい印象がありましたが、「SMARTCOBY Ex03」は壁に張り付くような薄型の形状と、重量バランスの良さのためか、安定感があります

本体上部側の張り出しが小さいので、コンセントのもう1つの差し込み口に、通常のプラグを挿して使えます。

ちなみに、一般的な電源プラグと比べると横幅があるので(本体幅67.5ミリ)、左右に並んだコンセントだと隣は使えなくなります。

本体内蔵のケーブルをiPhone16 Proに接続して充電すると、ちょうどiPhoneが床に立てられるくらいのケーブルの長さです。ケーブルが短すぎてケーブルに負荷がかかることはなさそうです。

Makuakeプロジェクトでは購入者限定で、「SMARTCOBY Ex03」にMagSafe対応iPhoneを磁気吸着でき、iPhoneを床に置かずに充電できるマグネットシールを販売していました。マグネットシールは現時点では一般販売されていないので、iPhoneの床置きを避けたい方は、Amazonなどで販売されているマグネットシールを貼り付けると良いかもしれません。

同様に、iPad mini(A17 Pro)を充電してみました。こちらも、ちょうどケーブルが支えとなってiPad miniが立てられる長さでした。

モバイルバッテリーの充電速度を検証

「SMARTCOBY Ex03」は、モバイルバッテリーとしても、コンセントに挿した時と同じ最大30ワットで給電できます。

フル充電の「SMARTCOBY Ex03」で、バッテリー残量が20%になったiPhone16 Proを30分間、充電してみました。移動中などに充電することを想定し、充電中は通知は届くものの操作はせずに画面をロックした状態にしました。

iPhone16 Proは、残量20%から69%まで充電できました。バッテリー残量の警告が出る状態から、ひとまず安心できるレベルまで充電できています。「SMARTCOBY Ex03」のバッテリーは64%残っており、かなり余裕があります

同様に、バッテリー残量20%の14インチMacBook Pro(M1 Pro)を30分間、充電してみました。使用中に駆動時間を稼ぐことを想定し、メール、Safari、Pagesでの負荷の軽い作業をしながら充電しています。

Macの「システム情報」アプリで電源の項目を見ると、30ワットの電源として認識されていることがわかります。

作業しながらの充電にもかかわらず、30分間で、MacBook Proは20%から36%まで充電できました。「SMARTCOBY Ex03」のバッテリーは、37%残っていました。「SMARTCOBY Ex03」が0%になるまで充電すれば、MacBook Proは50%前後まで充電できると推定されます。

充電速度ではMacBook Proに付属の出力96ワットの充電アダプタなどの高出力充電器には及びませんが、軽い作業をしながらでもバッテリー駆動時間を稼げるので、外出時の安心材料になります。

まとめ:家でも外出でも大活躍のモバイルバッテリー

自然災害などのアクシデントにそなえるためにも、筆者は最近、外出時にモバイルバッテリーを持ち歩くようにしています。

「SMARTCOBY Ex03」は、普段はコンセントに挿して充電器として使い、外出時にはiPhoneやiPad mini、MacBook Proと一緒に持ち出して、外出先でも活用できています。

スリムな形状なのでバッグのポケットにもすっぽり入り、コンセントプラグやケーブルを内蔵していながら突起がないので引っ掛かりもなく、スマートに持ち歩けます。

充電能力を検証してみて、iPhone16 Proなら余裕でフル充電でき、MacBook Proなら作業しながらでも駆動時間を延ばせることが分かり、スリムな形状から期待していた以上にパワフルで、頼りになると感じました。

旅行や出張先でも、コンセントに挿した「SMARTCOBY Ex03」経由でiPhoneを充電しておけば、従来の充電器のようにiPhoneとモバイルバッテリーを挿し替える必要がなく、放っておけばどちらもフル充電できるので、泊まりがけの旅行にも持ち出したいと思っています。

モバイルバッテリー回収サービスでお得&エコ

CIOは、自社製品・他社製品問わず、モバイルバッテリーの回収サービスを実施しています。

使用しなくなったモバイルバッテリーを専用封筒で送ると、特典としてAmazonでの購入時に使える割引クーポン(回収するのがCIO製品なら10%、他社製品なら2%)がもらえます。

なお、特典はクラウドファンディングサイトMakuakeで使える「バッテリー回収割」も選択できます。

発売直後の新製品もAmazonブラックフライデーセール対象!

「SMARTCOBY Ex03」は、12月6日まで開催されているAmazonのブラックフライデーセール対象製品となっており、通常価格6,580円のところ、5,380円(18%オフ)で購入可能となっています。

このほか、これまでiPhone Maniaでレビューした以下の製品をはじめ、多くの製品がセール対象となっています。

新製品(モバイルバッテリー)

モバイルバッテリー

USB-Cケーブル

充電器・電源タップ

参照:CIO 製品情報, 回収サービス, セール特設ページ, Makuake

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