AirTag 2とApple Watch Ultra 3に搭載される新機能について、Bloombergのマーク・ガーマン記者がニュースレター「Power On」で説明しています。
AirTag 2には、iPhone15シリーズに搭載された新しい超広帯域(UWB)チップが搭載されるようです。
iPhoneとAirTag 2では通信距離が現行モデルの3倍に拡大
ガーマン記者はAirTag 2について、iPhone15シリーズに搭載された新しいUWBチップが搭載されると述べています。
これにより、AirTag 2ではiPhoneを使った検索である「正確な場所を見つける(Precision Finding)」機能が拡大し、現行モデルではおよそ10メートル〜30メートル離れた位置から探せるのが、およそ3倍に拡がるとのことですので30メートルから場合によっては90メートル離れていても探せるようになるようです。
AirTag 2では「3D Precision Finding」が利用可能になり、AirTagの位置が3Dで表現されるようになるので、たとえばテーブルの上にあるのか下にあるのかもわかるようになるとの予想が、2023年に投稿されていました。
高血圧検出機能はApple Watch Ultra 3とSeries 11に搭載見込み
また、Apple Watch Ultra 3には衛星通信を使ったメッセージ送信機能と高血圧検出機能が搭載されるとガーマン記者は述べています。
Apple Watch Ultra 3への衛星通信を使ったメッセージ送信機能は先日もBloombergが報じていましたが、高血圧検出機能は新しいApple Watchに搭載と述べていましたので、Apple Watch Series 11だけではなくApple Watch Ultra 3にも搭載されることになります。
衛星通信を使ったメッセージ送信機能はApple Watch Ultra 3だけが搭載
ただし、衛星通信を使ったメッセージ送信機能が搭載されるのはApple Watch Ultra 3だけということであり、これによって通常のApple Watchよりも高い販売価格に正当性を持たせる理由の1つになるとガーマン記者は指摘しています。
Source: Power On/Bloomberg
Photo:Techblood(@techbloodyt)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/airtag-591239/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729