ここ数年のアウトドアブームの中で、すっかりポピュラーな存在となった「ブッシュクラフト」。自然の中にあるものを素材に、ナイフ1本で調理やツール作りを楽しむスタイルは、いかにも“ツウ”の野遊びっぽくて憧れますよね…。
ただ、いざチャレンジしてみると、案外難しいのが調理の際のナイフ使い。厚みがあってストレートなブッシュクラフトナイフは、調理用ナイフや包丁とはまったく異なる使用感。多少の不便さを楽しむのもブッシュクラフトの醍醐味ですが、「もう少し使いやすいナイフがあれば…」と願う料理好きも多いのでは?
そこでご紹介したいのが、この冬「Makuake」に登場した「FEDECAブッシュクラフトナイフ」(2万570円〜 1月31日現在)。アウトドアツールとしての優れた性能を備えながらも、食材カットのしやすさを追求した、これまでにないブッシュクラフトナイフです。その秘密は、独自開発されたブレード形状にありました。
この「FEDECAブッシュクラフトナイフ」を設計・製造しているのは、古くから金物の町として知られる播州三木に拠点を構える、創業1895年(明治28年)の老舗・神沢鉄工。
130年にわたり工具刃物の製造を手掛けてきた確かな技術が、このナイフにも息づいています。
サイズは全長225mm、刃渡り105mm。鋼材には、福井の武生特殊鋼材が製造する高級ステンレス刃物鋼・VG10を採用。
刃厚はたっぷり5.6mmあり、ナイフの先端からハンドル後端まで一体化したフルタング構造を採用しているため、耐久性は申し分なし。薪割りやフェザースティック作りといったブッシュクラフトの基本的な作業にも、しっかりと対応できるタフな設計です。
注目したいのは、ブレード部分のグラインド(刃の断面形状)。
一般的にブッシュクラフト用のナイフには、ブレードが平面状のフラットグラインドや、断面が膨らんだコンベックスグラインドなどが採用されています。
これに対して、「FEDECAブッシュクラフトナイフ」では、バトニングのような力のかかる作業と、手元での調理カットのどちらにも対応できるよう設計。緩やかなカーブを描いたコンベックスグラインドに、料理包丁の刃付け角度を掛け合わせた独自のグラインドを開発しました。
この絶妙なカーブのおかげで、前方へ押しながらのカットも、奥から手前に引くカットも、調理用包丁と同じ感覚でスムーズに行えます。
根菜や芋類のような固い食材から、魚や肉のような柔らかい食材まで、自由自在にカット。
適度な厚みと重量感を活かせば、魚の頭を落とす、肉を叩いてひき肉にする、スパイスやナッツを潰して香りを引き出すといった作業もこなせます。1本で幅広い用途に対応できる、頼れるブッシュクラフトナイフです。
今回のプロジェクトでは、FEDECAブランドの中でも特に人気の高い5種類のハンドルをラインナップ。風合い豊かな名栗加工ハンドル、目を引く華やかなマルチカラー、そしてシンプルで実用的なフラットハンドルが揃います。さらに、ブレードには自分の名前や好きな言葉を刻印できるカスタムオーダーも可能。
さらに、すべてのモデルに姫路レザーを使用した専用レザーシースとレザーストラップが標準装備されているのも高ポイント。
コンベックスグラインドは、優れた切れ味と耐久性を備えている反面、ユーザーにとっては刃研ぎが難しいのが難点。
しかし、FEDECAでは回数無制限での刃研ぎ対応を実施! 送料を負担すれば、いつでも何度でも研ぎ直してもらえるのは、嬉しすぎるサービスです。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/656261/
- Source:&GP
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