スマートなソロキャンプを目指すには、ツール選びが特に重要。願わくばコンパクトにたためて頑丈で、多用途に使える使い勝手のイイものを選びたい…。そんなわがままを叶えてくれそうな新製品が、アイデア満載のキャンプギアを次々生み出すTOKYO CRAFTSより登場です。
1月29日より予約受付をスタートした「MFTマルチフレームテーブル」(1万4980円)は、これひとつでハイ&ロー両対応のテーブル、キッチン、ハンガーラックの3wayに対応、シーンに合わせて多彩に使いこなせるスグレモノです。
この「MFTマルチフレームテーブル」は、多様化するキャンパーのニーズに柔軟に応じることのできる、ユニークなギミックを備えたキャンプファニチャー。独自に開発したパイプフレームは内部にショックコードが通されていて、順につなぎ合わせていくだけであっという間に一体型フレームが完成。
4本の脚部を開いて安定させたら、フレーム上部に付属のステンレス製天板を乗せるだけで、天面サイズ83×26cmのスリムなテーブルが即完成します。
組み立てはびっくりするほど簡単なのに、耐荷重は約20kgと十分な堅牢性と耐久性を確保。脚部は2段階で高さを調整できるから、ソロキャンプならロースタイルのメインテーブルとして、ファミリーやグループでのキャンプなら高さを出してサブテーブルや収納ラックとしても活用できます。
面白いのがここからで、例えばフレーム上部をさらにもう一段階大きく開けば、IGT規格のフラットバーナーを組み入れて使うこともできるようになっているのです。
フレーム角度を調整してバーナーを2つ組み入れれば2バーナーのように使うこともできるし、バーナー+付属の天板2枚を組み入れれば広い調理スペースを確保したキッチン台としても使用可能。脚の長さを切り替えれば、さらに多彩なキャンプスタイルに対応できます。
また天板やバーナーをすべて外してフレーム上部をたたんで閉じれば、見せる収納が楽しめるハンガーラックに早変わり。ランタンやグローブなどすぐ手に取りたい小物を掛けておくもよし、乱雑になりがちな調理小物の定位置とするもよし。こちらも脚を伸ばしてハイタイプとして使用すれば、長さがあるモノも吊るして収納できて便利です。
使用時サイズはフレームを完全に閉じた状態で83×6cm・高さ52cm/73cm、フレームを1段階開いた状態で83×26cm・高さ48cm/69cm、フレームを最も大きく開いた状態(バーナーを組み入れられる状態)で83×35.5cm・高さ40cm/61cm。メインフレームを細かく分けないことで強度を保持しているため、収納した状態でもサイズは93×30cmとやや長さがありますが、運搬やクルマへの積載が苦になりにくいサイズ感です。
単純な折りたたみテーブルとして考えると、1万4980円という価格は少々高めかもしれませんが、テーブル、キッチン、ハンガーラックの3way仕様、しかもソロでもファミリーでもさまざまなスタイルで使いこなせることを考えるとむしろ高コスパ! 製品納期は6月以降とまだちょっと先ですが、自分らしく個性的なキャンプスタイルを追求するなら検討する価値は大いにありそうですよ。
>> TOKYO CRAFTS
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/657055/
- Source:&GP
- Author:&GP