ちょっと前まで流行していたノームコアや無個性ファッションの時代もひと段落し、今は個性を楽しむ流れにシフト中。でも、大人の男性にとって、あまりに派手すぎるファッションには少し抵抗があるもの。トレンドは気になるけど、落ち着いた雰囲気はキープしておきたい。そんなふうに思っている人も多いのでは?
そこで頼りになるのが、ファッション性の高いバッグ。服装はシンプルなままでも、バッグひとつで程よく今っぽさを取り入れられるのがいいところ。特に、洗練されたデザインのバッグなら、普段のコーデにこなれ感をプラスしてくれるというわけです。
じゃあ、どのブランドを選ぶのが正解なのか?
ここでおすすめしたいのが、スマホショルダーで人気の「Topologie(トポロジー)」。今シーズンはバッグのラインナップを大幅に拡充していて、シンプルすぎず、それでいて派手すぎない、絶妙なデザインが揃っています。中でも注目は「Sling Messenger Large」(1万8150円)。
スリングバッグのスタイリッシュさと、メッセンジャーバッグの収納力を兼ね備えた、ちょうどいいサイズ感が魅力。見た目もすっきりしていて、収納力や使い勝手にもこだわっているので、休日のお出かけにもぴったりです。
カジュアルだけど品よくキマるバッグを探しているなら、トポロジーの新作をチェックしてみるのが正解かもしれません。
■ストラップを変えて、自分らしいスタイルが楽しめるトポロジーのスリングメッセンジャー
トポロジーのバッグのいちばんの特徴は、ストラップを自由に付け替えられること。普通のバッグはデザインが決まっていて、変えたくてもどうにもならない。でも、トポロジーならストラップを交換するだけで、がらりと印象を変えられるんです。これは、スマホショルダーというジャンルを確立したトポロジーだからこそできる技。本体はシンプルで洗練されたデザインだけど、ストラップのカラーや素材を変えるだけで、スタイルの幅がぐっと広がります。
たとえば、パッと目を引くカラーストラップを合わせればアクセントに、落ち着いたトーンを選べばシックな雰囲気に。さらに、ロープタイプやワイドタイプなど、用途に合わせた選択肢もいろいろ。気分や服装に合わせてストラップを変えるだけで、まるで別のバッグみたいになるのが面白いところです。
でも、自由に組み合わせられる分、どれを選ぶか悩んでしまうこともありますよね。「どの色がいいかな…」とスマホの画面をスクロールし続けて、気づけば夜、なんてことも。そんなときは、バッグ本体とストラップのカラーを揃えるのがおすすめ。統一感が生まれて、シンプルなのにこなれた印象に仕上がります。
今回合わせたのは、「Utility Sling Wide」(7040円)。アウトドア感のある、ちょっと無骨なモデルです。しかもストラップの幅が広めなので、長時間つけていても肩が痛くなりにくいのが嬉しいポイント。見た目よし、使い心地よしで、なかなかの優等生です。
「Sling Messenger Large」の魅力は、その名の通り、スリングバッグのスタイリッシュさとメッセンジャーバッグのフィット感をいいとこ取りしていること。縦型に背負えば、スッキリとした印象になりつつ、体にもちゃんとフィットする設計です。しかも、この三角形のフォルムがまた絶妙で、どこか都会的な雰囲気を演出してくれるんですよね。
リュックほどカジュアルになりすぎず、でもショルダーバッグよりもミニマルで洗練された雰囲気。シンプルだけどちゃんとこなれ感があって、大人のカジュアルスタイルにもすんなり馴染みます。「ちょうどいいバッグが欲しいなぁ」という人には、まさにピッタリな一品です。
個人的に「これ、いいなぁ」と思ったのが、背面に設置されたメインスペース。
ダブルジップ仕様でガバッと大きく開く設計になっているから、スリングバッグなのに驚くほど物の出し入れがしやすいんです。普通、このタイプのバッグって「中身が取り出しにくい問題」が付きものだけど、これはそのストレスがない。
しかも、背負ったままでもサッとアクセスできるので、いちいち肩から外さなくてもOK。こういうちょっとした気配りが効いてると、使うたびに「考えられてるな〜」って感心しちゃいますね。
本体側の収納スペースは、ちょっと余裕を持たせた大きめ設計。メッシュの抑えがついているので、開けた瞬間に荷物がポロポロ落ちる…なんて心配もなし。さらに、内装が鮮やかなオレンジだから、視認性がバツグン。暗い場所でもゴソゴソ探さずに済むし、バッグを開けるたびに、ちょっと気分が明るくなるのもなんかいい感じです。
収納力もしっかりあって、11インチのiPad、ヘッドホン、折りたたみ傘なんかは余裕で入るサイズ感。キーリングも付いているので、鍵を探して「どこいったー?」とバッグの中をダイブする必要もなし。ちなみに13インチのノートパソコンも収納可能だけど、緩衝材は入っていないので、持ち運ぶなら専用ケースに入れるのがベターです。
フタ側にも、便利なメッシュポケットが2つあるので、パッと見で中身がわかります。しかも、このフタ側、背中に当たる部分になるので、ちゃんと緩衝材が仕込まれているんです。
メッシュポケットに細々したものを入れても、背負ったときに「あれ?なんかゴツゴツする…」ってならないのがうれしいポイント。見た目のスマートさはそのままに、快適な背負い心地をしっかりキープしてくれます。
フロントには、頼もしい止水ジップ付きのポケットを装備。ちょっとやそっとの雨ならへっちゃらなので、濡らしたくない小物を安心して収納できます。スマホやイヤホン、財布なんかをサッと入れておけば、急な雨でも「うわっ!」と焦らずに済みそうですね。
さらに、反対側にも独立したポケットをしっかり完備。細かい荷物を「とりあえず全部ここに…」なんて雑に放り込んでしまいがちですが、これなら使い分けがしやすく、どこに何を入れたか迷子にならずに済みそうです。気づけばバッグの中がカオス…なんて人には、うれしい工夫ですね。
ショルダーバッグのいいところは、サッと前に持ってきて、パッと荷物を取り出せること。その点、「Sling Messenger Large」は、フロントポケットだけじゃなく、メインスペースにもスムーズにアクセスできる設計になっていて、いつでもサッと荷物が取り出せる、まさに“気が利くバッグ”です。
ちなみに、ストラップの「Utility Sling Wide」にはデイジーチェーンが付いているので、別売りのポーチなんかも取り付けられます。
「あれもこれも持ち歩きたい…!」なんてときでも、サッと収納スペースをプラスできるのが便利。気分や用途に合わせて、自分好みにカスタマイズできるのも、このバッグの楽しいところです。
ストラップを交換してみました。今回選んだのは、「Puffer Strap Moss」(7810円)。ふくらみがありつつも、ミニマルなシルエットとソフトな質感が特徴です。
なんとなく雰囲気がガラッと変わり、中性的でファッション性の高い印象に。ストラップひとつで、ここまで印象が変わるのか…と、ちょっとした発見がありました。
少し長いと感じたので、結んで調整。こういう自由なアレンジができるのも楽しいところ。ストラップひとつで印象が変わるのだから、試さずにはいられません。
バッグのボトム部分には、さりげなくミニポケットを配置。その中には「Wares System」ストラップがこっそりと内蔵されています。
これをショルダーストラップに固定すれば三点留め仕様になり、さらに安定感がアップ。動いてもズレにくく、しっかりフィットするので、自転車移動やアクティブなシーンでも安心です。
「Topology」のブランドロゴにはリフレクター素材を採用しており、夜間の視認性をしっかり確保。暗い道でも光を反射して、さりげなく存在感を発揮してくれます。
また、本体には撥水性の高い素材を使用しているため、軽い雨ならしっかりガード。突然の天候変化にも慌てることなく使える、頼もしい仕様になっています。
■機能性とデザインのバランスが光る、トポロジーの多彩なラインナップをチェック!
今回紹介した「Sling Messenger Large」以外にも、トポロジーには機能性とデザイン性を両立させたバッグが豊富にラインナップされています。
シンプルながらも個性を演出できるアイテムが揃っているので、ライフスタイルや用途に合わせて、お気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。
例えば、最大16インチまでのノートPC専用コンパートメントを備えたメッセンジャー型の「Messenger Sacoche Large」は、ビジネスシーンにも馴染むスマートな設計が魅力。シンプルで洗練されたデザインながら、実用性も兼ね備えており、オン・オフ問わず活躍してくれます。
また、ざっくりと荷物を放り込めて、リバーシブル仕様で気分に合わせて使い分けられる「Summit Tote Medium」は、カジュアルなシーンにぴったり。どのモデルもシンプルながら細部に工夫が詰まっており、使いやすさにこだわっています。
ライフスタイルや用途に合わせて最適なバッグを選べるのも、トポロジーならではの楽しさです。
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■シンプルだけど存在感あり。トポロジーのバッグで今どきのアクセントをプラスしよう
スマホショルダーをファッションアイテムとして定着させたトポロジー。バッグもまた、身につける楽しさと機能性をしっかり両立させていることを実感しました。
シンプルながら存在感があり、持ち運ぶだけでなくコーデのアクセントにもなるデザインは、まさに今の時代にフィット。新しいバッグを探しているなら、トレンド感と実用性を兼ね備えたトポロジーのアイテムをぜひチェックしてみてください。
>> Topology
<取材・文/宇田川雄一 取材協力/Topology>
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/657805/
- Source:&GP
- Author:&GP