【2025ベストヒット大予想】
スマホやPC以外にも、生成AIを活用したガジェットが次々と話題に。特に、24年秋以降には、実際に国内市場で入手できるアイテムが続々と登場してきている。ここでは具体的な注目製品をチェックしておこう。
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スマホやPCにおけるAI活用が一般的になってきた一方で、次のトレンドとしては、特定の用途に特化したAI活用ガジェットにも注目しておきたい。多くの場合、専用のスマホアプリとの連携や、通信を前提としたクラウドベースの機能を使うことになるが、専用のハードウェアが用意されているため、特定の場面で素早く使えることが重要だ。
例えば、24年秋には、ゴルフ用のAIデバイス「バーディ・トーク」や、AI通訳機の「ポケトーク S2」、AIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」などが続々と発売された。
また、試作機レベルではあるものの、生成AIを活用したネックバンド型やイヤホン型デバイスの開発に着手するブランドも話題に上がっている。25年以降はこの手の製品バリエーションも着実に増えていきそうだ。
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなど取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する。普段使いの生成AIは有料の「ChatGPT Plus」
1. メモを録音と生成AIで自動化
Nicebuild LLC
「PLAUD NotePin」(2万8600円)
録音×生成AIはよくある使い方ですが、専用機としてウェアラブルに調整されているのがユニーク。有料プランは年1万2000円など(井上さん)
カプセル型のウェアラブルAIボイスレコーダー。録音音声はスマホの専用アプリに保存され、生成AIを活用した要約や、話者の識別なども行える。録音時の駆動時間は約20時間。
2. 英会話の練習にも使えるAI翻訳機
ポケトーク
「ポケトークS2 Plus」(3万9930円)
英語・中国語に関しては「AI会話レッスン」機能も備えていて、発音を意識したスピーキングの反復練習にも使えるようになっています(井上さん)
24年10月に発売された約5年ぶりのAI通訳機の新モデル。「Plus」が付くモデルは3.97型の大画面を備え、標準の2.8型モデルよりひと回り大きい。契約不要で通信可能だ。
3. ゴルフをアドバイスするAIキャディ
ソースネクスト
「BirdieTalk」(3万9600円)
ゴルフ×AIという特化の発想が面白い一台。残りの距離や状況に応じた打ち方を尋ねられるので、ゴルフを楽しみやすくなるでしょう(井上さん)
ベルトやキャップなどに固定して使う対話型のAIデバイス。買い切りで利用でき、ゴルフのルールやコース上での打ち方に悩んだ際に、質問に対してアドバイスを返答してくれる。
※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号21ページの記事をもとに構成しています
<文/折原一也>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/657538/
- Source:&GP
- Author:&GP