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折りたたみiPhoneの開発に進展か〜UTGのサプライヤー決定と報道

選定が進む折りたたみiPhoneのサプライヤーについて、超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)を中国Lens Technologyが必要数量の約70%を供給することが決定したと、IT之家が伝えています。

UTGのサプライヤー選定が難航していると先月中旬に報告されていましたが、この1カ月で大きく進展した模様です。

折りたたみiPhone試作開始に向けてサプライヤー選定進む

折りたたみiPhoneについてディスプレイパネルをSamsung Displayが供給することが決定したのに伴い、他の部品のサプライヤー選定が加速しています。

折りたたみiPhone折りたたみiPadの開発における最大の課題は、折りたたみディスプレイパネルにおける折り目の解消と指摘されていたため、それに目処がたったことで試作に向けて周辺部品のサプライヤー選定が進んでいると考えられます。

サプライヤー選定が難航していると伝えられたヒンジとUTG

今回新たにサプライヤーが決定したと報じられているのは、サプライヤー選定が難航していると指摘されたヒンジとUTGのうちの、UTGです。

UTGについて最終的に、Lens Technologyが必要数量の約70%を供給し、残りの約30%を韓国Dowoo InsysとUTIが供給する見通しとIT之家は述べています。

年内に折りたたみiPhone向けUTG製造ライン整備

なお、以前から折りたたみiPhoneの開発への関与が予想されていたCorningですが、Lens Technologyに対してUTG用の原材料を供給する可能性が高いようです。

Lens Technologyが受注できた理由についてIT之家は、薄型化するためのエッチング工程、切り出す際の破損低減、ガラス硬度の確保について優位性を持っていると説明しています。

Lens Technologyは今後、2026年下半期(7月〜12月)に発売予定の折りたたみiPhone向けUTGの製造ラインを、年内にも整備する見通しです。

折りたたみiPhoneにはiPhone17 Airの薄型化技術応用と噂

折りたたみiPhoneには、今秋発売されると噂の薄型モデル、iPhone17 Air薄型化技術が応用されるとみられています。

Source:IT之家

Photo:Jia(@upintheozone)/X via iGeeksBlog(@igeeksblog)/X

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