iOS18.4で実現される予定だったSiriの全面改良について、開発が遅れていることに伴い提供されるのがiOS18.5以降にずれ込む可能性が高いとBloombergが伝えています。
その場合、提供時期は早くても2025年5月以降になる見通しです。
iOS18.4では一部機能の実装のみか実装延期も
Siriの全面改良はApple Intelligence関連機能の特に重要な部分でもあり、iOS18.4での実現に向けて順調に開発が進んでいると予想されていました。
しかし、現時点ではその目処がたっていないことからiOS18.4ではSiriの全面改良にまでは至らず、一部の機能の提供時期は2025年5月以降に延期されるとの情報を入手したとBloombergは伝えています。
Siriの全面改良によって実現が期待されているものとは
Siriの全面改良によって実現することが期待されている新機能として、下記のようなものがあげられています。
- 画面に表示されている情報を認識することで、iMessageなどで友人と話し合った音楽やファイルなどをSiriに依頼して見つけ出し、入手することができる
- Siriに指示し、写真アプリの中から指定した条件にそうものを見つけ出す
- アプリ間での情報の連携に対応することで、航空券やレストランの予約に関するメッセージやメールのやり取りを認識し予約操作を行うことが可能
iOS18.4でApple Intelligenceが日本語に対応
iOS18の最新版はiOS18.3.1で、iOS18.4の開発者向けベータ版のリリースが期待されていますが、現時点ではまだリリースされていません。
iOS18.4の開発者向けベータ版は今後1週間以内にリリースされる可能性があるとBloombergは伝えていますので、その場合はiPadOS18.4やmacOS Sequoia 15.4の開発者向けベータ版なども同時にリリースされると思われます。
iOS18.4ではApple Intelligenceの日本語対応が行われますので、Siriの全面改良が遅れたとしても日本のユーザーにとって注目されるアップデートになります。
Source:Bloomberg
Photo:iGeeksBlog(@igeeksblog)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/ios-592541/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729