本日発表されたiPhone16eに初搭載されたAppleが独自開発したセルラーモデムの名称が、「Apple C1」であることが確認されました。
また、アクションボタンを使ったビジュアルインテリジェンスが利用可能であることも案内されていますが、MagSafeには対応せず超広帯域チップも搭載していないことが明らかになりました。
A18のGPUコア数も、iPhone16の5コアGPUに対してiPhone16eは4コアであるなど、複数の差別化要素が確認されました。
独自開発したセルラーモデムの名称は「Apple C1」
Appleが公開したiPhone16eのプレスリリースには、Appleが独自開発したセルラーモデムの名称が「Apple C1」と記されています。
AppleはApple C1の特長について、高速でなめらかなパフォーマンスと画期的なバッテリー駆動時間を提供すると案内しています。
6.1インチOLEDディスプレイ搭載モデルとして歴代最長となる26時間と案内されているiPhone16eのバッテリー駆動時間の実現に、Apple C1が貢献している模様です。
今後、Apple C2やApple C3に1年毎に進化すると推察されます。
日本モデルだけではなく米国モデルも5Gミリ波に対応しない
iPhone16e(A3409)の製品ページの仕様欄には、携帯電話/ワイヤレス通信方式として、下記のように記されています。
記載内容から、Apple C1は5G通信においてsub-6GHzのみに対応するようです。これは、iPhone16eの米国モデル(A3212)でも同様なのが確認されました。
アクションボタンでビジュアルインテリジェンスを利用可能
iPhone16eに搭載されたアクションボタンでは、Apple Intelligenceによるビジュアルインテリジェンスも利用可能です。
iPhone16やiPhone16 Proでのビジュアルインテリジェンスはカメラコントロールで利用可能になっていましたが、カメラコントロールを搭載しないiPhone16eではアクションボタンをその代用にすることができるようです。
iPhone16eはMagSafeに非対応
iPhone16eのワイヤレス充電はMagSafeに対応せず、最大7.5WのQiワイヤレス充電のみ利用できます。
また、MagSafe対応アクセサリも利用できず、対応するシリコーンケースの名称も「MagSafe対応iPhone16e シリコーンケース」ではなく「iPhone16e シリコーンケース」となっています。
それが、MagSafe対応iPhone16シリコーンケースの販売価格である税込7,980円と比べて1,500円安い税込6,480円に設定されている理由と思われます。
A18のGPUコア数削減、超広帯域チップも非搭載
また、iPhone16eのWi-Fi規格はiPhone14と同じWi-Fi 6で、iPhone14には搭載されていた超広帯域チップは搭載されていません。
A18のGPUコア数もiPhone16向けの5コアと比べて4コアと減少しており、不良GPUコアが含まれるA18を活用することで、製造コスト削減につなげていると予想されます。
Source:Apple (1), (2), (3), MacRumors (1), (2), (3), (4)
- Original:https://iphone-mania.jp/iphone16-592702/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729