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オリンピック eスポーツゲームズ開催で加熱必至! 2025年に押さえておきたいゲーミングギア6選【2025ベストヒット大予想】

【2025ベストヒット大予想】

2025年には新しいeスポーツの国際大会がサウジアラビアで開催される予定だ。そんな背景も踏まえて、ここではハイレベルかつ快適なゲームプレイを実現するために検討してみたい新製品群を一挙にチェックしよう。

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サウジアラビアと国際オリンピック委員会(IOC)は24年7月に、同国で25年に第1回「オリンピックeスポーツゲーム」大会を開催すると発表した。あくまでeスポーツが通常の“五輪”種目になったわけではなく、その名を冠したスポーツの国際大会が新たに設けられたと認識しておくのがよいだろう。

また、IOCは23年にシンガポールで試験的に「オリンピックeスポーツシリーズ」を開催していたこともあり、これから大会名の改正を経て、取り組みを本格化させているという側面も把握しておくと文脈が掴みやすいはずだ。

新大会にて実施される競技の詳細は本記事執筆時点においてまだ公表されていない。一方、過去の大会では、「パワプロ」で野球、「フォートナイト」で射撃のように、既存のゲームタイトルが利用されるケースと、「バーチャルテコンドー」のようなバーチャルスポーツが実施されるケースに分かれていた。新大会でも似たような構成になる可能性が高いだろう。

もちろん数あるeスポーツの国際大会と比べ、このような新設の大会自体がどの程度盛り上がるのかはまだ未知数だ。しかし、これを機に改めて高レベルなゲームプレイに興味を持ち、ゲーミンググッズの見直しを図る層もいるに違いない。

ITライター 井上 晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなど取材。Webメディアや雑誌に記事を寄稿する。普段使いの生成AIは有料の「ChatGPT Plus」

1. ゲーミングや動画配信のためのタワートップもAI性能を強化

マウスコンピュター
「G TUNE DG-I7G7S」(29万9800円)

「Core Ultra 7265」搭載機(34万9800円~)はAIタスクにも対応可能に。「GeForceRTX 4070 SUPER」はAIによるフレーム追加や、AV1コーデックでの圧縮にハードウェアで対応するなどもポイント

25年1月には、デスクトップ向けのCore Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載した型番「DGI7G7SB8AFCW101DEC」も発表。同型番はグラフィックスに「GeForce RTX 4070 SUPER」を搭載し、ゲームプレイや動画編集・配信に最適だ。

▲「強化ガラスサイドパネルLEDケースファン」へのカスタムにも対応。ゲーミング機らしい雰囲気が欲しい場合には、検討してみるといいだろう

▲突起物を含んだ条件での本体寸法は約W194×D411×H400mm。端子類についてはHDMIがフロントにあることでVR機器の接続が行いやすいことも重要だ

2. Thunder bolt 5に対応したRTX 50シリーズのeGPU

ASUS
「2025 ROG XG Mobile」(価格未定)

高価な選択肢にはなるでしょうが、既存PCのグラフィックスをパワーアップできるeGPUとして、性能・接続性の良さが目を惹きます

1月に開催されたCES 2025に合わせてグローバルで発表されたポータブルeGPUドック。接続すると次世代GPUの「GeForce RTX5090」により、そのゲーミング性能を強化できる。

▲新たにThunderbolt 5に対応し、80Gbpsでの伝送に対応したほか、接続もしやすくなった。筐体も25.4%ほどコンパクトに

3. FPSゲームで勝つための新モニター

BenQ
「XL2546X+」(実勢価格:10万5340円前後)

Fast TNパネルのメリットは、映像のブレが少なくターゲットの輪郭がハッキリ見えること。白画面が早く回復することなどです

24年12月に発売されたeスポーツ向け24.1型ゲーミングモニター。フルHD解像度(1920×1080)のノングレアTNパネルを採用しており、リフレッシュレートは従来の最大240Hzから最大280Hzへ向上。

▲工業用グレードのベアリングを使った高さ調節機構を採用し、滑らかな高さ調整が可能だ。チルト(-5〜35度)・スイベル(45/45度)にも対応する

▲FPSゲームプレイや動画視聴など、コンテンツに応じて自動で適したカラーモードに切り替わるため、設定調整の手間が省ける

4. VRゲームに挑戦したくなったら廉価モデルでも十分楽しめる

Meta
「Meta Quest 3s」(4万8400円~)

バーチャルスポーツ系のコンテンツが気になったときに、手軽に挑戦しやすいハードウェアがこちら。上位モデルと合わせて要検討です

24年10月に発売された廉価モデルのMRヘッドセットでフルカラーの複合現実コンテンツを体験できる。ストレージは128GBと256GBモデルの2種類を選べる。度数付きレンズにも対応。

▲現実の空間とデジタルオブジェクトを融合させたMR(複合現実)に対応。解像度は1度あたり最大20ピクセル、視野は96度×90度

5. PCで格ゲーするならレバーがない方が入力が速くなるかも?

HORI
「NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller for Windows PC」(1万4980円)

同社初のレバーレスコントローラー。相性の良いタイトルで、操作にさえなれれば、素早いコマンド入力が可能となることも

2月に発売予定のレバーレスコントローラー。メインの12ボタンと3つの拡張ボタンを搭載。キーロックスイッチを切り替えるとSTART/GUIDEボタンを無効にすることも可能。

▲メインの12ボタン(方向キー+アクションボタン8個)に加え、用途に応じて着脱可能な3つの拡張ボタンも備える。機能割り当ては、好みに応じて調整可能だ

▲持ち運びの際には、ケーブルを外してコンパクトにした状態で携行することが可能。操作中などにケーブルの抜けを防止するケーブルロック機能も搭載する

6. 長時間プレイなら嬉しいゲーミング卓上冷蔵庫

サンコー
「PYZONE インフィニティミラー 卓上冷蔵庫4L」(7980円)

使用電力40Wで、飲料やおやつを冷やせるので、長時間のゲームプレイのお供に◎。LEDは必要に応じてオフにも切り替えられます

24年12月に発売された4Lの卓上冷蔵庫。奥行きが続くように見えるLEDドアパネルが採用されており、ゲーミング環境の雰囲気を活かしながら飲料などを冷やせる。運転音が静かなペルチェ式を採用する。

▲仕切り版で2段に分けることができ、庫内容量は350ml缶なら6本、250ml缶なら8本の飲料を収納可能。外径寸法はW180×D245×H270mm

>> 特集【2025ベストヒット大予想】

※2025年2月6日発売「GoodsPress」3月号38-39ページの記事をもとに構成しています

<文/井上 晃>

 

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