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ハイエンドM5搭載AIサーバーが2025年後半〜2026年に製造開始の可能性

AppleはApple Intelligence Private Cloud Compute(PCC)向けのAIサーバーを製造するために米国内に今後4年間で5,000億ドル以上を投資し、工場を建設する予定です。

このAIサーバーには、ハイエンドM5チップが搭載されるとアナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。

AIサーバーに搭載されるハイエンドM5とは?

クオ氏は、AIサーバー網の構築ハイエンドM5チップ量産が2025年下半期(7月〜12月)から2026年にかけて開始された後に進められると述べています。

クオ氏は2024年12月の投稿を引用しており、そこにはM5チップの量産開始時期として、M5が2025年上半期(1月〜6月)、M5 ProとM5 Maxは2025年下半期(7月〜12月)、M5 Ultraは2026年と記していました。

こうした状況から考えると、AIサーバーに搭載されるハイエンドM5チップとは時期的にM5 Maxと重なりますが、M5 Maxをハイエンドとして取り上げるのには違和感があります。

以前から存在が噂されているExtreme登場の可能性は?

そのため、AIサーバー用途に特化したこれらとは別のハイエンドM5チップがあるのか、もしくはM5 Ultraを指しているのかもしれません。

現行モデルのMac ProにはM2 Ultraが搭載されていますが、以前はM2 Maxを4つ組み合わせたM2 Extremeが搭載されるとBloombergのマーク・ガーマン記者が予想していた時期がありました。

次期Mac ProにM5 Ultraが搭載されるのか、M4 Ultraか

ハイエンドM5チップが量産されるのであれば、次期Mac Proが選択される可能性が高そうです。

次期Mac Proは2025年後半に発表されるとの噂があり、クオ氏が述べたハイエンドM5チップの量産開始時期との齟齬もなさそうです。

ただし、現行モデルのMac StudioおよびMac Proと同じような構成になるのであれば、2025年半ばに発表されると噂の次期Mac StudioにはM4 MaxとM4 Ultraが搭載されると予想されているため、AIサーバー向けハイエンドM5チップとは次期MacBook Proに搭載されるのが確実視されているM5 Maxとも思われます。

Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)(@mingchikuo)/X

Photo:Vadim Yuryev(@VadimYuryev)/X

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