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折りたたみiPhoneの試作近づく〜折り目のないディスプレイを実現する部品選定に目処

折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)の試作開始に向けて必要となる部品とそのサプライヤーの選定がまもなく完了すると、韓国メディアET Newsが伝えています。

iPhone Foldの特長となる折り目のないディスプレイの実現に向けて、関連する部品の選定に目処がたったようです。

iPhone Foldの試作を2025年7月以降に開始見込み

ET Newsは、AppleはiPhone Foldの試作開始に向けたサプライヤー選定を2025年4月までに完了し、2025年下半期(7月〜12月)から試作に向けた動きを本格化すると述べています。

新製品の発売には1年を要するため、iPhone Foldの発売時期として2026年下半期(7月〜12月)が見込まれています。

iPhone Foldの発売に向けた開発の最も重要な点として、折りたたみディスプレイ中央の折り目を無くすことが挙げられていました。

iPhone Foldのサプライヤー

iPhone Foldに搭載される折りたたみディスプレイはSamsung Displayが供給、折り目をなくすために重要なもう1つの基幹部品である蝶番(ヒンジ)は、Vivoの折りたたみスマートフォンなどにそれを供給しているAmphenolが選定されたと、ET Newsが伝えています。

Amphenolは、MacBook Pro向けのヒンジも供給していました。

これまで、折りたたみディスプレイ保護フィルム超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)のサプライヤーに関する情報も報告されていました。

カバーディスプレイのサイズ感はiPhone12 miniや13 mini?

折りたたみiPhoneは、横に展開するFoldタイプになる見通しです。

ディスプレイサイズに関する噂として、メインディスプレイがおよそ12インチになるというものと、およそ7.74インチになるというものの2種類があります。

特に、メインディスプレイがおよそ7.74インチとの噂の場合、カバーディスプレイはおよそ5.49インチとされているため、折りたたんだ際はiPhone12 miniやiPhone13 miniのサイズ感に近づくのではないかと期待する声があります。

ただし、メインディスプレイとカバーディスプレイのアスペクト比はこれまでのiPhoneやiPadとは異なるものになると予想されていますので、iPhone FoldのカバーディスプレイはiPhone12 miniやiPhone13 miniよりもディスプレイの横幅が広くなる可能性が高そうです。

Source:ET News

Photo:iPhoneSoft

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