アナリストのミンチー・クオ氏が、Appleが開発中の折りたたみiPhoneの詳細な仕様と予想販売価格、開発状況と販売見通しに関する予想を報告しています。
クオ氏は折りたたみiPhoneについて、2027年下半期(7月〜12月)に第2世代モデルの量産が開始されると述べています。
折りたたみiPhone(第1世代)に関する詳細情報
Appleが現在開発に取り組んでいる折りたたみiPhone(第1世代)についてクオ氏は、下記のような仕様および販売価格になると予想しています。
- ディスプレイを展開した際の大画面を活かし、Apple Intelligenc機能を利用した旅行プランの作成やマップでの旅程確認などに有用なデバイスになる
- 折りたたみiPhone(第1世代)の予想販売価格は2,000ドル(税別300,000円)以上、2,500ドル程度(税別375,000円)と予想
- この価格でも高い品質が伴っていれば、多くの需要を獲得できる
- サイドボタンにTouch ID搭載
- 薄型化のために、Face IDを搭載しない可能性がある
- メインディスプレイはおよそ7.8インチ、カバーディスプレイはおよそ5.5インチ
- リアカメラは2眼、メインディスプレイ側のフロントカメラは1眼
- 厚さは、折りたたんだ際は9mm〜9.5mm、展開時は4.5mm〜4.8mm
- 筐体素材は、チタニウム合金
- ヒンジは、ステンレススチールとチタニウム合金の組み合わせ
- iPhone17 Airと同じタイプの高密度バッテリーセルを採用
折りたたみiPhone(第1世代)の最終仕様がまもなく確定
クオ氏は折りたたみiPhone(第1世代)の開発日程について、2025年第2四半期(4月〜6月)に最終仕様が決定され、第3四半期(7月〜9月)に試作などの作業が本格化、2026年第4四半期(10月〜12月)に量産が開始されると予想しています。
クオ氏の予想通りであれば、折りたたみiPhone(第1世代)は2026年末の発表になりそうです。
折りたたみiPhone(第2世代)が2027年下半期に量産開始
クオ氏は、Appleは折りたたみiPhone(第2世代)を2027年下半期(7月〜12月)に量産を開始すべく計画していると伝えています。
その場合、Appleは秋に新型iPhoneを発表、冬に折りたたみiPhoneを発表し、翌年2月に”e”モデルを発表することになりそうです。
折りたたみiPhoneも秋に発表されるとすれば、Google Pixelシリーズと同じような流れになります。
折りたたみiPhoneの出荷台数、2027年に2,000万台に
折りたたみiPhoneの出荷台数についてクオ氏は、2026年は300万台〜500万台、2027年は折りたたみiPhone(第2世代)を加え、2,000万台まで増加する可能性が高いとの見通しを示しています。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/X
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-593216/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729