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自転車好きアウトドア好きコーヒー好きは金町集合!なんなら暮らしてもいいかも

農園からデリバリーまでサステイナブルにこだわる「BICYCLE COFFEE」、シアトル生まれのドリンクウエア「MiiR(ミアー)」、自転車用ウエア「7 MESH」など健康的な暮らしに貢献するブランドを扱う「サンウエスト」の新オフィスが誕生しました。

▲オフィスは2階

▲2階にはショールーム兼ストアも併設

コンクリート打ちっぱなしの8階建建築で、コンセプトは「遊びのマインドとコーヒーの香り」。

サンウエストが扱うブランドのショールーム兼ストア、焙煎所&カフェ「BICYCLE COFFEE TOKYO」、そしてサイクリストが喜ぶ設備がそろった賃貸マンション「レイオーバー金町」が併設されているんです。

▲「7MESH」コーナーはでっかいテーブルが目印。地中に埋まっていた木を加工したもので、MTBなイメージを演出しているんだとか

▲「MiiR」や「POINT6」らサンウエストが扱う製品がずらり。手に取って確かめられる

▲「EVERGOODS」の型紙を展示

▲3〜6階が賃貸住居。自転車を押したまま入れるエレベーター、広い土間、浴室乾燥などサイクリストのほしい設備ぞろい

▲カフェやストア利用者は屋内に駐車してもOK

サンウエストの清水さんによると「居住者は毎朝1杯のコーヒーがサービスされます。Wi-Fi完備のコワーキングスペース、居住者が自由に使える屋上バルコニーもあります。顔見知りになって、自転車やアウトドアの話で盛り上がっていっしょに出かける…なんていうようなコミュニティの場になれば」

カフェだって山梨県小菅村のブリュワリー「Far Yeast Brewing」とコラボしたビールや浅草のダイニングバー「THE DAY」の自家製ソーセージ、金町のケーキ店「オルボア」のスイーツ、つくばエリアのサイクリスト御用達ベーカリー「パネッツァ」のパンなど、暮らしや自然を大切にしているショップに協力してもらっていて、ビジネスとはまた違うあったかいコミュニティを形成しているんですね。

 

■四季を感じる駅近カフェ

1階の「BICYCLE COFFEE TOKYO」では厳選した豆を使ったドリップコーヒーのほかにフレーバーラテがズラリ。

また、壁に並ぶタップからビールや冷たいコーヒーも提供されます。

「タップを使うコーヒーは、水出しと窒素入りの2種類。窒素入りはクリーミーな味わいです。タップからはクラフトビールのほかに、カリフォルニア州オークランドの本店でも親しまれているコンブチャなどを今後展開していきたいと思っています」(清水さん)

新規オープンと同時に今までよりも大型の焙煎機を導入。これまでの3倍ほどとなり、余裕ができたと言います。

テーブル席もあるけれど、特等は自分の愛車を眺められるカウンター席。春は桜も見えるそうです。

こちらはテラス席。テーブルや椅子もありますが、無造作に置かれた石をベンチ替わりにするのもステキ。

駅近で目の前は京成線の線路。

JRは頻繁に発着するのに対し、こちらは単線で1時間に4〜5本ののんびりペースなので、思いのほかくつろげます。

コーヒーの香りに包まれるなら、2階の窓際カウンターへ。ドリップ時や焙煎時の香りがスーッと立ち上るし、運が良ければ焙煎の様子を眺めることも可能。窓全面を開放できるので、風を取り込めばめちゃ心地よい空間になりそう。

▲居住者専用の水道設備もある

緑豊かな空間にしようと土壌を調べたところ、一帯はまったく栄養がないスッカスカの土だったとか。そこで新しく植えた木が大きく育つよう、ワラや炭を使ってオーガニックに土壌改良。数年後には木陰でコーヒーを楽しめるようになるかも? 期待が高まりますね。

都心なのに自然を感じる空間で、フィールドに出なくてもワクワクする「BICYCLE COFFEE TOKYO」は3月1日オープン。

定休日は月曜(祝日をのぞく)のみ。

旧店舗も月曜定休で、月曜が祝日の場合は営業して翌火曜に振り替え休を取っていましたが、新店舗では振り替え休なしなのはうれしいニュースです。

>> BICYCLE COFFEE TOKYO

住所:東京都葛飾区金町2-27-12
営業時間:8:00〜18:00 月曜定休(祝日は営業)

 

■マンション部分をチェック

1階、2階は自転車や自然、アウトドア好きが心地よく過ごせる空間だし、金町駅周辺は再開発が進み24時間営業のスーパーやクリニックなど生活に必要な施設がそろっています。いっそのこと住んでみる? そんな気になったアナタのために賃貸のお部屋をチェック。

建物の外壁、マンション部分には「BICYCLE COFFEE」オリジナルコーヒーを思わせるデザインが施されています。

各階の表示にも外壁とリンクしたカラーが記されています。住民同士で「うちはライトローストでスカイツリーがよく見える」「デカフェの屋上に集合」みたいな言い方もできそう。

▲キッチン+リビング

土間+バスルーム+パウダールーム、キッチン+リビングで約30平米。これにベッドルーム替わりになるロフトが加わった3層構造です。壁ではなく層で区切られているので開放感大。

ベランダとリビングにはフックが装備されていて手持ちのハンモックをかけられます。自室でハンモックライフ、かなりいいかも。

ソファがわりにしたり、来客用ベッドとしたり使い方は自由。ハンモックを持ってなくても、居住者なら2階のストアで「ENO」のハンモックをおトクに購入できますよ。

▲土間の横木のみ部屋に付属

土間部分は自転車を置く余裕あり。横木を利用してウエアやヘルメットを吊せます。

ちなみに部屋はコンクリート打ちっぱなしで、点在するセパ穴にPコンフックを取り付けてカスタムOK。上の写真のように垂直方向に柱を追加してもいいんです。

よくある石膏ボードの壁だとネジが効かず、自転車をかけるなんて無理。コンクリートだからこそできる収納です。

▲土間の脇にゆとりのバスルームとパウダールーム

マンション入り口でギアやブーツの汚れを落とし。泥だらけのウエアはリビングに上がる前に洗濯機へポン。そのまま風呂に入りながら洗濯できる。アウトドア好きが喜ぶ動線です。

▲浴室は乾燥機能付き

開放感を生むバスルームの窓は、来客中はロフトへの階段兼収納棚をずらして隠せます。

共用スペースの使い勝手も絶妙です。

▲居住者専用の屋上

各部屋にバルコニーはありますが、洗濯物を干すのはNG。そのかわりといってはなんですが、濡れたテントやタープを屋上スペースで乾かせる! 譲り合いは必要ですが、この広さが2面あるのでパックラフト一式だって広げられますね。

また、1階にはコンランドリーもあって、寝袋も入る大型洗濯機と乾燥機、靴用洗濯機を完備。道具のケアが圧倒的にラクになるんです。

▲コワーキングスペース

そしてカフェの2階部分には居住者専用コワーキングスペースを設置。部屋の中に仕事用スペースを用意しなくていいし、仕事とプライベートをきっちり分けられるのがいいですね。

居住部「レイオーバー金町」は入居者絶賛募集中とのこと。気になる人はトータルホームサービスまでお問い合わせを。

<取材・文/大森弘恵

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X

 

 

 

 

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