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約1億7700万画素に8K動画!LUMIXのフルサイズミラーレス「DC-S1RM2」はアクティブな撮影にもってこい

パナソニックのフルサイズミラーレスカメラLUMIX Sシリーズより、およそ6年ぶりとなる新製品「DC-S1RM2」(店頭予想価格:47万5000円前後)が発表され、3月下旬の発売を前に話題を呼んでいます。

新開発のCMOSセンサーと新世代エンジンの搭載により描写力と色表現を向上させるとともに、AF性能と手ブレ補正機能を大きく進化し、さらに動画撮影においてはLUMIXで初めて8K 30p動画撮影に対応。ハイアマチュアからプロフェッショナルまで、ユーザーの要求を高レベルで満たす1台となっています。

まず特筆すべきは、新開発の4430万画素フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載していること。センサーを従来までのフロント照射型から受光効率の高い裏面照射型へと変更したことで、常用感度域はISO80からISO51200まで拡大、幅広い環境下で高画素と低ノイズを両立させた描写が実現できるように。

またボディ内手ブレ補正機構を活かしたハイレゾモードを使用すれば、約1億7700万画素相当の超高解像度撮影も可能。細部まで鮮明に記録できるため、壮大な自然の風景やアート性の高い緻密な描画も撮影者の思いのままに実現できます。

AF性能に関しては、従来モデルの空間認識AF+コントラストAFから、像面位相差AFを加えたハイブリッドAFへと進化したことで、より速く正確なフォーカスが可能に。特に動きのある被写体を捉えるスピードや追従性能が格段にアップし、AIによる被写体認識機能も強化されているため、人物はもとより動物や乗り物なども的確に識別することができます。

静止画の手持ち撮影や歩きながらの動画撮影を想定して、手ブレ補正機能も大幅に強化。ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)は最大8段分の補正効果を発揮します。またB.I.S.の補正効果が弱まる望遠域ではボディとレンズを連動させた“Dual I.S.2”によって最大7段分の補正効果を実現。暗い場所でも望遠撮影でも、手ブレを気にすることなく撮影できます。

さらに動画撮影においてはシリーズで初の8K 30pの高解像度撮影をはじめ、豊富な動画記録モードの搭載でさまざまな映像制作に対応。またプロのスタジオ撮影で広く利用されている“Capture One”にLUMIXシリーズとして初めて対応したほか、効率的な映像制作をサポートする“LUMIX Flow”、撮影した映像をクラウド上で共有し共同作業できる“Frame.io Camera to Cloud”に対応するなど、映像制作ワークフローをサポートするための機能も充実しています。

ハードウェア設計にも改良がはかられ、ボディ本体は前モデル「DC-S1R」と比べて220g以上軽い795gまで軽量化。人間工学に基づいたボタンやダイヤルの配置、操作性に優れたジョイスティックの搭載によって、快適な撮影をより長時間楽しめるようになりました。

新開発のセンサーと高性能AF、強力な手ブレ補正、さらにはボディの軽量化によって、いっそうアクティブな撮影を実現できるようになった「DC-S1RM2」。フルサイズミラーレスの新たな選択肢として、ぜひチェックしておきたい1台です。

>> パナソニック「デジタルカメラ LUMIX」

<文/&GP>

 

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