iPad Air(M3)とiPhone16eの製造は全てFoxconnが行っており、初期受注によって同社の2025年第2四半期(4月〜6月)の業績に好影響を与えていると、経済日報が伝えています。
iPhone16eを中国本土とインドでFoxconnが独占製造?
iPhone16eの製造は中国本土に加えインドでも行われているとの報道がありましたので、それらを全てFoxconnが担当しているのであればFoxconnの鄭州工場などに加えFoxconnのインド工場が担当しているのでしょう。
iPhone16eの初期受注状況はiPhone16の発売直後と比較すれば芳しいものではないようですが、モデル末期だったiPhone SE(第3世代)と比べれば出荷台数は増加していると予想されます。
iPad Air(M3)の初期需要が業績向上に貢献
対して、iPadシリーズにおいて人気モデルであるiPad Airが新型に切り替わったことで、こちらは需要増加が期待できます。
Bloombergのマーク・ガーマン記者は、iPadモデルにおいてAppleの売上高増加に貢献しているのはiPad Airと述べていましたので、モデルチェンジによる販売台数増加によりiPad Air(M3)を独占製造中のFoxconnの製造ラインの稼働率も高い状況で推移しているでしょう。
第4四半期(10月〜12月)以降はiPhone17シリーズが牽引
2025年3月12日のiPad Air(M3)発売後も高い需要が継続できれば、Foxconnの好業績は第3四半期(7月〜9月)以降も期待できると経済日報は述べています。
第3四半期(7月〜9月)には例年通りであればiPhone17シリーズが発表されますので、iPhone17 Airの追加とiPhone17 Proシリーズのデザイン刷新によって人気が集まれば、その大多数を製造するFoxconnの好業績は2026年第1四半期(1月〜3月)まで続くことが期待できます。
Source:経済日報
Photo:Apple
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- Source:iPhone Mania
- Author:FT729