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新生活、服で悩んでない?ユニクロで始める“失敗しない”春のビジカジスタイル大全

【2025年春のファッション特集 #3】

4月は、新しい環境が始まる季節。スーツ着用が基本だったこれまでと違い、職場によっては「ビジカジ(ビジネスカジュアル)」で過ごせるところも増えてきました。とはいえ、ビジカジは「スーツほど堅くなく、でもラフすぎない」ちょうどいいバランスが求められるもの。また、その日の予定に合わせて、フォーマル度をうまく調整することも大切です。

そんなときに頼りになるのがユニクロのアイテム。装飾の少ないシンプルなデザインは、職場でも浮かず、誰にでも好印象を与えられます。価格も手頃で、新生活に必要なアイテムを1万〜2万円台で揃えられるのも嬉しいポイントです。

今回は、そんなユニクロのアイテムを使って、フォーマル度別のビジカジコーデをご提案。新生活を迎える方も、これからビジカジにチャレンジしたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

執筆・監修/宇田川 雄一
ファッション&モノ情報誌で活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。ウェアを始めバッグや靴、雑貨に至るまで最新トレンドを把握

◾️“かっちり”も“軽やか”も叶う!セットアップで好印象ビジカジスタイル

フォーマル度:★★★☆☆
シーン:社内勤務、外出の少ない日など

▲「感動ジャケット」6990円、「感動パンツ」3990円、「ファンクショナルバックパック」4990円、「イタリアンオイルドレザーナローベルト」2990円/すべてユニクロ、「エアリズムコットンクルーネックTシャツ」1990円/ユニクロ U(すべてユニクロ カスタマーセンター)、シューズ/スタイリスト私物

社内勤務や外出の少ない日、あるいは「リラックスしつつ、ビジネスらしさも保ちたい」日におすすめなのが、セットアップスタイル。きちんと感がありつつも、堅苦しくなりすぎないのが魅力です。

インナーにはカットソー、足元にはスニーカーを合わせることで、程よい抜け感を演出。フォーマルな印象はそのままに、軽やかで好印象な着こなしが完成します。動きやすさと清潔感を兼ね備えた、快適かつスマートなスタイルです。

★キーアイテム
「感動ジャケット」(6990円)

▲カラーは写真のGRAYの他、DARK GRAY、BLACK、NAVYの4色展開

ウエストの絞りを抑えたレギュラーフィットで、すっきり見えながら動きやすいのが特長。軽量・伸縮・速乾性に優れた2WAYストレッチ素材を使用し、ウールライクな上品さと快適な着心地を両立しています。

同素材の「感動パンツ」と合わせればセットアップとしても着用可能。ビジネスシーンにふさわしい機能性と品格を兼ね備えた一着です。マシンウォッシャブル対応で、お手入れの手軽さもうれしいポイント。

■“きちんと見え”を狙いたい日に。王道ジャケパンで信頼感アップ!

フォーマル度:★★★★☆
シーン:取引先との打ち合わせ、大事な会議の日など

▲「感動ジャケット/チドリ」6990円、「感動パンツ」3990円、「スーパーノンアイロンスリムシャツ/セミワイド」3990円、「イタリアンオイルドレザーナローベルト」2990円/すべてユニクロ、「2WAYユーティリティバッグ」3990円/ユニクロ:C(すべてユニクロ カスタマーセンター)、シューズ/スタイリスト私物

取引先との打ち合わせや大事な会議の日におすすめなのが、スラックス×ジャケットの“ジャケパンスタイル”。スーツほど堅すぎず、それでいてしっかりとした印象を与えられるのが魅力です。

ノーネクタイにすることで、ほんのりカジュアルさも加わり、ほどよい抜け感を演出。グレージャケット×黒スラックスのモノトーンコーデなら、誰でも取り入れやすく、手軽に洗練された雰囲気にまとまります。

★キーアイテム
「スーパーノンアイロンスリムシャツ/セミワイド」(3990円)

▲カラーは写真のWHITEの他、BLACK、LIGHT BLUEの3色展開

ノーネクタイで着るなら、襟の開きが広いセミワイドカラーのシャツがおすすめ。首元がすっきり見え、きちんと感も保てます。ネクタイを合わせてもバランスが取りやすく、幅広いシーンで活躍。

綿100%で着心地がよく、シワになりにくいのもポイント。忙しいビジネスシーンにぴったりの一枚です。

■親しみやすさと上品さを両立する「デニム×ジャケット」の好印象コーデ

フォーマル度:★★★☆☆
シーン:カジュアルな交流会や懇親会、カフェでの軽い打ち合わせなど

▲「感動ジャケット」6990円、「スリムフィットジーンズ/セルビッジ」3990円、「ブロードシャツ/チェック/ボタンダウン」2990円、「レザーメッシュベルト」2990円/すべてユニクロ、「2WAYユーティリティバッグ」3990円/ユニクロ:C(すべてユニクロ カスタマーセンター)、シューズ/スタイリスト私物

ビジカジにデニムを取り入れるなら、濃紺のスリムデニムがおすすめ。ジャケットを羽織ればラフになりすぎず、大人の余裕を感じさせるきれいめコーデに仕上がります。

足元はローファーでカジュアル感を引き算。ボタンダウンシャツを合わせれば、アメトラ風の上品かつ親しみやすい印象に。取引先との距離を縮めたいときや、柔らかい雰囲気が求められる場面にもぴったりです。

★キーアイテム
「スリムフィットジーンズ/セルビッジ」(3990円)

▲カラーは写真のNAVYの他、BLACKの2色展開

ビジカジにデニムを取り入れるなら、濃紺や黒など深みのある色味が◎。上品な印象にまとまり、ジャケットとも相性抜群です。ダメージ加工や派手な装飾は避け、シンプルな一本を選ぶのが鉄則。

このデニムは、ストレッチ性のあるセルビッジデニム素材を使用し、見た目の上質さと快適な履き心地を両立。スリムストレートのシルエットが脚をすっきり見せてくれるので、体型問わずスタイリッシュに決まります。オン・オフ問わず頼れる一本です。

◾️リモート映えも◎。ジャケットなしでもきちんと見えるビジカジスタイル

フォーマル度:★★☆☆☆
シーン:社内、リモートワーク、オンライン会議など

▲「ニットVネックカーディガン」3990円、「感動パンツ」3990円、「オックスフォードシャツ」2990円/すべてユニクロ(すべてユニクロ カスタマーセンター)、シューズ/スタイリスト私物

Vネックカーディガンに襟付きシャツ、細身のスラックスを合わせれば、軽やかで動きやすく、それでいて上品なビジカジスタイルに。ジャケットよりもラフで、リモートワークやオンライン会議でも、清潔感ときちんと感をしっかり演出できます。

首元がすっきり見えるVネックデザインと、信頼感を与える襟付きシャツの組み合わせで、画面越しにも好印象を与えられます。

★キーアイテム
「ニットVネックカーディガン」(3990円)

▲カラーは写真のBEIGEの他、NAVY、OLIVEの3色展開

カーディガンを取り入れるなら、ネイビーやグレー、ブラックなど落ち着いた色を選ぶのが正解。羽織るだけで程よいきちんと感が加わり、ビジネスシーンでも好印象を与えられます。

このニットは、リネン混の素材によるほどよい厚みと爽やかな肌ざわりが魅力。ドロップショルダーのリラックス感に、広めの前立てや大きめのボタン、高めのVネックラインといったデザインが絶妙な抜け感を演出。オンにもオフにも使いやすい、汎用性の高い一枚です。

■「涼しさ」と「上品さ」を両取り。ニットポロ×スラックスの爽やかコーデ

フォーマル度:★★☆☆☆
シーン:社内、リモートワーク、オンライン会議など

▲「ウォッシャブルニットポロセーター半袖」2990円、「感動パンツ/ライト」3990円、「ファンクショナルバックパック」4990円、「レザーメッシュベルト」2990円/すべてユニクロ(すべてユニクロ カスタマーセンター)、シューズ/スタイリスト私物

春とはいえ、暑さを感じる日はジャケットを羽織るのが億劫なことも。そんな時に頼れるのが「ニットポロ×スラックス」の組み合わせです。

ニット素材のポロシャツは、一般的な鹿の子素材に比べて見た目に上品さがあり、よりビジネス向き。色味をまとめれば統一感のあるスタイルに仕上がり、ベルトをプラスすれば全体が引き締まって、きちんと感もアップします。涼しさときちんと感のバランスが取れた、春〜初夏にぴったりのスタイルです。

★キーアイテム
「ウォッシャブルニットポロセーター半袖」(2990円)

▲カラーは写真の68 BLUEの他、BLACK、OLIVE、62 BLUE、LIGHT GRAYの5色展開

ビジネスシーンに適した、シンプルかつ洗練された印象の天竺編みニット。クリーンなデザインで、どんなボトムスとも好相性。上品に着こなせる一枚です。

素材には、肌ざわりの良いコットンレーヨンを使用。袖口と裾にはリブ編みを施し、ニットらしい表情と程よいフィット感を演出します。5色展開の豊富なカラーバリエーションも魅力で、好みやシーンに合わせて選べるのも嬉しいポイント。オンはもちろん、オフにも活躍する汎用性の高いアイテムです。

【ここも注目】ウェアだけじゃない。ビジカジを格上げする“プラスα”の小物たち

▲「イタリアンオイルドレザーナローベルト」2990円/ユニクロ(ユニクロ カスタマーセンター)

▲「レザーメッシュベルト」2990円/ユニクロ(ユニクロ カスタマーセンター)

近年はベルトレススタイルも定着しつつありますが、やはりベルトがあるとコーデ全体が引き締まり、フォーマルな印象が高まります。たとえばスムースレザーなら上品に、メッシュベルトならほどよくカジュアルな抜け感が加わります。

なかでも注目したいのが「イタリアンオイルドレザーナローベルト」と「レザーメッシュベルト」。どちらも本革を使用しながら、税込2990円という高コスパを実現しています。トスカーナの職人が丁寧になめしたイタリアンレザーは、使い込むほど風合いが増し、メッシュベルトは手作業ならではの温もりが魅力。小物ひとつで、ビジカジコーデに品格と個性が加わります。

▲左:「ファンクショナルバックパック」4990円/ユニクロ、右:「2WAYユーティリティバッグ」3990円/ユニクロ:C(ともにユニクロ カスタマーセンター)

ここ数年、SNSでもたびたび話題になるユニクロのバッグは、毎シーズン注目度の高い人気カテゴリー。

ビジカジにおすすめなのが、「ファンクショナルバックパック」と「2WAYユーティリティバッグ」です。「ファンクショナルバックパック」は、多機能ポケットや撥水仕様、スクエア型のシンプルなデザインで、ジャケットとも好相性。見た目・機能ともにビジネスシーンに対応します。

一方、「ユニクロ:C」の「2WAYユーティリティバッグ」は、中綿入りのふんわりとした手ざわりと立体感あるフォルムが魅力。細部までデザインにこだわった、使いやすく上品な仕上がりです。

2つ合わせても1万円以下という高コスパも嬉しいポイント。シーンや装いに合わせて使い分けるのもおすすめです。

▲「ポケッタブルUVカットパーカ/NANODESIGN」 3990円/ユニクロ(ともにユニクロ カスタマーセンター)

急な雨や寒さ、紫外線対策まで対応できるのが「ポケッタブルUVカットパーカ/NANODESIGN」。東レの特殊技術「NANODESIGN」により、すぐれた撥水性、しなやかな風合い、ストレッチ性を実現。2023年モデルからはさらに撥水力がアップしているのもポイントです。

ジャケットの上から羽織れるサイズを選べば、レインウェアとしても活躍。付属の袋に収納できるパッカブル仕様なので、バッグに入れておけばサッと羽織れる心強い一枚です。ユニクロのウェアはもちろん、こうしたプラスαのアイテムも取り入れて、ビジカジスタイルをもっと楽しんでみてください。

*  *  *

ビジカジスタイルが広がる一方で、「どこまでがOKなの?」と悩む人も少なくありません。もちろん、まずは会社の雰囲気に合わせることが大切ですが、その中でも自分なりのスタイルを楽しむ余地は十分にあります。

服装が整うことで、相手に好印象を与えるだけでなく、自分自身の自信にもつながります。新生活を迎えたこのタイミングに、ユニクロのアイテムで“ちょうどいい”ビジカジスタイルを始めてみてはいかがでしょうか。

>> ユニクロ

>> 2025年春のファッション特集

<メイン写真/田中利幸>

 

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