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ジャケットを飾りながら好きな場所でレコードを楽しむ。このぐらいの手軽さがちょうどいい

一時期のブームでは終わらず、音源のひとつとして定着しつつあるレコード。当然ながらレコードを聴くためのレコードプレーヤーにも人気が集まり、現在は多くの音響メーカーや家電ブランドから多種多彩なアイテムが発売されていることは皆さんもご承知の通りです。

東芝エルイートレーディングが展開しているオーディオブランドAUREX(オーレックス)より発売中の「AX-RP10」(1万9800円前後)は、Bluetoothと有線の両方でスピーカーやヘッドホンなどと接続してレコードサウンドを楽しめるレコードプレーヤー。コンパクトサイズ&バッテリー内蔵で、好きな場所に持ち運んで使える汎用性の高さも大きな魅力です。

本体サイズは幅160×奥行300×高さ74mmで、重さは約1.2kg。2000mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、約3.5時間の充電で約10時間にわたって駆動します。ダイキャストアルミ製のターンテーブルは直径109mmで、シングルレコードとLPレコードの両方に対応。カートリッジはVM型と同等のMM型、針圧3.5g±0.5g。ワウ・フラッターは0.2%以下、SN比は60db以上となっており、レコードのアナログ音源を高品質で再生します。

トーンアームはアームリフターが備わっており、スムーズかつソフトにレコードへ針を落とせる設計。再生が終了するとターンテーブルが自動で停止するオートストップ機能も有しており、無駄なバッテリー消費と針の摩耗を防げます。天面奥側に電源ボタンと回転数選択ボタン、Bluetoothボタン、アームリフタースイッチが集約されており、LEDランプで状態確認を簡単に把握できます。

ターンテーブルを覆うトップカバーは0~最大90度まで好みの角度で開け、レコード再生中にカバーを下せる仕様。

本体の最奥側にある溝にレコードジャケットを入れて立て掛けられ、ジャケットを眺めながらアナログオーディオの世界に浸る楽しみ方もできます。

スピーカーやヘッドホンなど外部機器との接続は本体奥側背面の音量調節ボリュームと並んで配置されている外部端子(3.5mmステレオジャック)による有線接続と、Bluetooth Ver5.4の2通り。

対応プロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはSBCと最新コーデックのLC3に対応し、ワイヤレスでも低遅延・高音質のサウンドを聴けるのは嬉しいポイント。充電用USB-Cケーブル、EPレコード(シングル盤)アダプター、収納バッグが付属します。

部屋の中で存在が溶け込むシンプルなデザインとコンパクトな設計で、レコード初心者でも安心して各種操作が可能。音にこだわるレコード愛好家も納得の高音質など、誰でもレコードのアナログサウンドを楽しめるのが嬉しい「AX-RP10」。お気に入りの1枚とともに、充実のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

>> AUREX

<文/&GP>

 

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