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ゴールド×ガンブラックの配色が美しい。大統領の腕元を飾ったLIPの名品が新たなカラーコードで復刻

レトロモダンでドレッシーなルックスながらデイリーユースにふさわしい実用的な性能を搭載した、絶妙なバランス感覚を備えた腕時計がフランスから上陸です。

150年以上の歴史を誇るフランス時計の老舗LIP(リップ)より、この春登場の新作「GENERAL DE GAULLE(ジェネラル・ド・ゴール)35」(3万7400円)。エレガントなゴールド×ガンブラックの配色に、アクセントとして利かせた秒針のカウンターウェイトが実にチャーミング。クラシカルな中にも個性が光る注目の1本です。

1867年にスイスに隣接するフランス東部の都市ブザンソンにて創業し、以来150年以上にわたってフランスの時計文化を牽引してきたLIP。特に1950年代には世界に先駆けて電動時計の開発に着手し、10年の歳月をかけて電動腕時計「R27」を完成させます。この革新的な時計はフランスを代表する政治家シャルル・ド・ゴールが愛用し、またアメリカのアイゼンハワー元大統領やクリントン元大統領に贈られたことから“大統領の時計”としても親しまれています。

そんなLIPの代表的モデルを現代の時計製造技術によって蘇らせたのが今回紹介する「GENERAL DE GAULLE 35」です。その名の通り、国民的な人気を誇る偉大なシャルル・ド・ゴール将軍へのオマージュとして「R27」の系譜を継ぐ電子時計の美学をまとっています。

なんといってもレトロとモダンが絶妙に融合したルックスが実に魅力的。今作ではゴールドのカラーリングを施した35mmケースにガンブラックのサンレイダイヤルをセットすることで、グッと大人っぽくドレッシーな雰囲気を構築。また、時分針やインデックスもブラック×ゴールドで統一し、色数を抑えたミニマルな佇まいが洗練されたセンスを感じさせます。

一方でダイヤルをよくよく眺めてみると、秒針のカウンターウェイトには稲妻をかたどったモチーフが。大人びた佇まいの中にちらりと顔を覗かせる遊び心もニクい演出となっています。

心臓部には品質に定評あるスイス製クォーツムーブメントRONDA 715を搭載し、3時位置には実用性の高い日付表示も装備。クロコ調の型押しを施したカーフレザーストラップがクラシカルな雰囲気を一層強調します。

歴史的な偉人たちとのエピソードにひねりの利いたドレッシーなデザイン、加えて信頼のおける性能・品質と魅力満載の新モデル。手の届きやすい価格設定も好印象です。

>> LIP

<文/&GP>

 

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