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iPhone16 Pro、前年のProモデルと比べて販売台数が伸び悩み

市場調査会社CIRPによると、2025年第1四半期(1月〜3月)のiPhone16 Pro販売台数はiPhone16に及ばず、前年同期の2023年のProモデルと比較しても需要が弱かったとされています。

昨年のiPhone15 Proから5ポイント減少

CIRPが公開した2025年3月時点のiPhoneモデル別の販売シェアによると、iPhone16 Proのシェアは前年同期のiPhone15 Proと比べて5ポイント低いことが明らかになりました。

一方で、標準モデルであるiPhone16の販売シェアは20%と、前年のiPhone15から6ポイント上昇しており、こちらの好調ぶりが際立っています。

また、今年2月に発売されたiPhone16eも7%のシェアを占めており、これもiPhone16 Proの販売に影響を与えていると考えられます。

それほど驚くべき結果ではないとの声も

米メディア9to5Macに寄せられたコメントの中には、「この結果には驚かない。iPhone16は最もProモデルに近いスタンダードモデルだし、最近の経済状況や生活費の高騰を考えれば納得できる」といった声もあり、多くの支持を集めています。

Apple Intelligenceが使えるなら問題なし?

iPhone15シリーズでは、Apple Intelligenceに対応していたのはiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxのみでしたが、iPhone16シリーズではスタンダードモデルのiPhone16でも対応可能になっています。これもProモデルの販売が伸びなかった要因の一つと見られます。

一部の機能では導入が遅れているApple Intelligenceですが、有料でも使いたいと考えるユーザーが多数を占めており、一定の支持を得ていることがうかがえます。

Source: CIRP via 9to5Mac

Photo: Apple

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