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涼しさも快適さも妥協なし。“暑いな”と感じたら頼りたい「涼しいスニーカー」5選

【2025年 夏ファッション小物特集 #1】

夏はどうしても足が汗でムレやすいもの。だから「涼しさ重視で、夏はサンダル一択!」という人も少なくないはず。けれど、長時間歩く日や街歩きには、やっぱりスニーカーのほうが安心という場面もあります。

そんなときに選びたいのが、“スニーカーなのに涼しい”という、夏向けに進化した最新モデルたち。通気性に優れたメッシュアッパーや、速乾性ライニング、ムレを逃がす内部構造など、見た目以上に快適な履き心地を実現しています。中には撥水性や軽さも兼ね備えた万能モデルもあり、街からアウトドアまでシームレスに使えるのも魅力。

ショーツスタイルが増えるこれからの季節、足元は想像以上に目を引くポイント。快適さと見た目、どちらも妥協したくない人にこそ履いてほしい、涼しいスニーカーを、5足ピックアップしました。

スタイリスト/宇田川雄一さん
ファッション&モノ情報誌で活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。ウェアを始めバッグや靴、雑貨に至るまで最新トレンドを把握

【アイテム1】厚底×ハイグリップで、街もアウトドアも涼しく快適に!

Columbia(コロンビア)
「スライブ リバイブ シャンダル」(1万3970円)

▲カラーは写真のBlack/Monumentの他、Fawn/Saharaの2色をラインナップ

まず目を引くのは、波打つような肉厚のミッドソール。視覚的なインパクトだけでなく、ブランド最高峰のクッション素材「テックライトプラッシュ」によって、優れた衝撃吸収性と持続する快適さを兼ね備えています。さらに、アウトソールにはトレイル対応の「アダプトトラックス」を採用し、濡れた岩場や泥道でも高いグリップ力を発揮。見た目の存在感だけでなく、機能性も十分です。

靴下とのレイヤードも楽しめるデザインで、素足でも心地よくフィット。アウトドアはもちろん、街歩きにもマッチする汎用性の高さが魅力です。

日常でもフィールドでも頼れる理由は、細部の作り込みにもあります。着脱しやすいスピードレース仕様で、ワンタッチでフィット感を調整可能。履き口からライニングにはストレッチ素材を用い、足当たりはソフト。包み込まれるような履き心地で、長時間の使用も快適です。

ショートパンツなどで足元が目立つこれからの季節に、しっかり存在感を放ってくれる一足です。

>> Columbia

【アイテム2】サンダルの軽さとシューズの安心感。夏を遊び尽くすハイブリッドな一足

MAMMUT(マムート)
「ヒュエコ 2 エア ロー」(2万6400円)

▲カラーは写真のwhite-black、dark steel-black、marine-light ice grayの3色をラインナップ

「ヒュエコ 2 エア ロー」は、シューズの安定感とサンダルの軽快さを併せ持つ、夏にぴったりの一足。サイドに大胆に配した通気口が、裸足のような開放感をもたらし、蒸し暑い日でも素足で快適に履くことができます。

トウガード付きで足先をしっかり保護しつつ、グリップ力やクッション性も確保。踵を踏んで履けるフリップソール仕様や二重ストラップなど、細部まで機能的に作り込まれています。

アッパーには通気性に優れたソフトメッシュとニット素材を採用し、足全体を包み込むような軽やかな履き心地に仕上がっています。前足部にはゆとりがあり、締め付け感も少なめ。トレーニングや登山、水辺のアクティビティまで幅広く対応できる汎用性の高さも魅力です。

「ちょっとそこまで」から「しっかりアクティブ」まで、夏のフットワークを支えてくれる一足です。

>> MAMMUT

【アイテム3】街にも自然にもなじむ。“コーヒー”カラーがポイント

MERRELLの(メレル)
「マイポ エクスプローラー シーブ」(1万6500円)

▲カラーは写真のコーヒーの他、ブラック、アロイ/インディゴの3色をラインナップ

「涼しさ・機能性・上品さ」をすべて妥協せずに叶えたい…そんな夏の足元の理想に応えるのが、「マイポ エクスプローラー シーブ」です。

撥水スエードとメッシュのコンビネーションアッパーは、通気性と速乾性に優れながらも、上品な雰囲気を漂わせます。トレイルランニングシューズ「アジリティ」にも採用されている“フレックス コネクト”を搭載し、アップダウンの激しい地形でも安定した歩行をサポート。肌なじみの良い“コーヒー”カラーが、アウトドアはもちろん街中の装いにも自然に溶け込みます。

履き口にはストレッチ素材を使用し、かかとにはクッションを内蔵。足をやさしく包み込み、長時間でも快適な履き心地を実現しています。

また、シュータン一体型に設計することでズレを防ぎ、歩行時の安定感にも貢献。伸縮性のあるゴムキーパーに収納できるシューレースも特徴で、足元をすっきり見せてくれます。アウトソールはメレル独自のラバーを採用し、街でもアウトドアでも高いグリップ力を発揮。フェスやキャンプなど、夏をアクティブに楽しみたい人にぴったりの一足です。

>> MERRELL

【アイテム4】濡れた路面でも頼れる“ウォーターシューズ”を街履きするという選択肢

Salomon(サロモン)
「SOLAMPHIBIAN」(1万7600円)

▲カラーは写真のWhite/Black/Red Orangeの他、Black/Black/Alloyの2色をラインナップ

最近、水辺だけでなく街中でも使えるアイテムとして、ウォーターシューズに注目が集まっています。速乾性や排水性に優れ、滑りにくいアウトソールを備えるだけでなく、通気性や素足でも快適なフィット感など、夏の街ばきにふさわしい機能が満載。中でもおすすめしたいのが、サロモンの「Solamphibian(ソランフィビアン)」。水場だけでなく、ランニングやアウトドアといった陸上シーンにも頼れる高機能モデルです。

アバンギャルドなデザインに加え、クッション性や耐久性にも妥協なし。スタイリングのアクセントとしても目を引く存在感が魅力です。

アッパーには、水をすばやく逃すメッシュ素材を採用し、通気性と排水性をしっかり確保。足をドライに保ちながら、濡れた地面でも滑りにくいソール設計で、安心感のある歩行をサポートします。

街でも水辺でも映えるモダンなルックスは、夏の定番・スイムショーツとも好相性。アウトドア派はもちろん、暑い季節に快適な“街用シューズ”を探している人にもぴったりです。

>> SALOMON

■端正フォルムに抜け感をひとさじ。夏に映える都会派スニーカー

SHAKA(シャカ)
「WANDER AROUND SXL 」(1万9800円)

▲カラーは写真のBlackの他、LINEN/TAUPEの2色をラインナッ

「WANDER AROUND SXL(ワンダーアラウンドSXL)」は、端正なシルエットに、ハイテクスニーカーの快適性を融合したハイブリッドモデル。甲を大きくカットしたアッパーには、透け感のあるダブルメッシュを採用し、見た目も足元も軽やか。

ボリューム感のあるソールが都会的なムードをプラスし、ショーツやリネン素材とも好相性です。暑い季節のカジュアルコーデをスマートに引き締めてくれる一足です。

注目したいのは、足裏にやさしくフィットするふかふかのインソール。クッション性が高く、長時間歩いても疲れにくいのが魅力です。

ソールには小さなチップ模様があしらわれ、デザインのアクセントになるだけでなく、軽さと滑りにくさも兼ね備えています。見た目のスマートさと快適さを両立し、アウトドアにも街にも気負わず履ける“涼しく履ける一足”としておすすめです。

>> SHAKA

*  *  *

ここ数年で存在感を増しているのが、スニーカーの快適さとサンダルの涼しさをかけ合わせた“いいとこ取り”の一足。以前はサンダル寄りのデザインが主流でしたが、今季はメッシュアッパーを巧みに取り入れた、“見た目はスニーカー、中身はサンダル”というモデルが続々と登場しています。

素足に抵抗がある人でも、靴下のまま涼しく快適に過ごせる感覚をぜひ体感してみてください。きっと、「これが夏の正解かも」と思えるはずです!

>> 2025年夏ファッション小物特集

<取材・文/宇田川 雄一 メイン写真/田中利幸>

 

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