一般的なキーリングに鍵を取り付けるには、リングの隙間に爪などを差し込んでグイッと広げ、そこから鍵を通す必要があります。そのため、鍵を取り外す際に爪や指を痛めてしまうことも。さらに、繰り返しの着脱で隙間が緩み、鍵が外れてしまわないか不安を感じる場面もあります。
そんなキーリング特有の不満を、独自構造で解決したのがZootility社の「KEYROUND」(1152円〜 ※5月18日現在)。アメリカで特許を取得した設計で、開けやすく、鍵が脱落しにくいのが特長です。
キーリングは誕生から100年以上が経つものの、らせん状のリングを広げて鍵を通すという基本構造は、実はほとんど進化していませんでした。「KEYROUND」はその構造を根本から見直し、らせん構造を廃止。フラットな形状のまま、パーツ同士が重ならずにかみ合う設計にすることで、爪でこじ開けるような面倒な作業を解消しました。
合わせ目を指で軽く押すだけで隙間が生まれ、指先を痛めることなく、スムーズに鍵の取り外しが行えます。
合わせ目の部分には、アメリカで特許を取得した波形デザインを採用。リングにかかる圧力を放射状に分散することで、横方向からの引っ張りや押し込みといった力にも強く、変形しにくい構造になっています。同社が約5カ月にわたって実施したテストでも、一度も鍵が脱落することはなかったといいます。取り外す際は縦方向に力を加える設計のため、指の力だけで簡単に隙間をつくることができます。
素材には、バネ性を備えた高強度ステンレス鋼・SUS301を採用。耐久性や耐食性にも優れており、長期間の使用にも対応します。1枚のステンレスをレーザーカットし、マットな質感を生むストーンウォッシュ加工を施した後、職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられています。無駄をそぎ落とした、シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力です。
ラインナップは、1個入りの円環(サークル)タイプと、2個セットの11角形(ヘンデカゴン)タイプの2種類。どちらも薄さはわずか1.1mmと、かさばらないスリム設計です。
円環タイプは幅3.3mmで、手になじみやすいサイズ感。ポケットやバッグの中でも邪魔になりにくく、携帯性にも優れています。
11角形タイプは、内角と外角の頂点が重ならないように設計されており、リングの幅に2.6〜3.6mmの差が生まれています。合わせ目を開ける際には、幅が広い3.6mmの部分に指先を添えると力をかけやすく、スムーズに操作可能。鍵の取り外しを頻繁に行う人にとって、使い勝手のよい仕様です。
鍵の着脱で爪を傷めたくない人にこそ使ってほしい、特許取得のキーリング「KEYROUND」。お気に入りのキーホルダーと一緒に、毎日の定番にしてみてはいかがでしょうか。
>> Makuake
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/677310/
- Source:&GP
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