折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)の開発状況および発売までの最新の見通しを、アナリストのミンチー・クオ氏がXに投稿しました。
クオ氏は、2026年秋にiPhone Foldが発売され、その後、毎年秋に新型に切り替わると予想していました。
iPhone17シリーズ発表後、iPhone Fold開発が本格化
クオ氏によれば、iPhone Foldの製造を担当するのはFoxconnで、2025年第3四半期(7月〜9月)後半か第4四半期(10月〜12月)前半に試作に向けた動きが本格化すると伝えています。
つまり、時期としては2025年9月か10月、iPhone17シリーズ発表後すぐにiPhone Foldの試作に着手するということになるようです。
年間年間700万台〜800万台の製造を計画
ただし、試作に向けてサプライヤーが未定の部品もあるとのことですので、複数のサプライヤー名が挙がっているヒンジ(蝶番)もその1つでしょう。
一方、iPhone Foldの基幹部品であるディスプレイの仕様は決定しており、Samsung Displayが供給することになります。
iPhone Fold向けディスプレイの製造規模として、Samsung Displayは年間700万枚〜800万枚を実現するべく製造ラインの整備を進めるとクオ氏は述べています。
2026年7月に量産を開始し、9月に発売か
iPhone Foldの量産は2026年下半期(7月〜12月)に開始されるとクオ氏は述べていますので、2026年9月の発売に間に合わせるとすれば7月には開始されるのではないでしょうか。
Appleはサプライヤーに対し2年〜3年分のiPhone Fold関連部品の注文を行ったようで、その数量は1,500万台分〜2,000万台分に達するとクオ氏は説明しています。
この出荷台数および販売台数が実現する場合、市場調査会社などが予測している通り、折りたたみスマートフォン市場はiPhone Foldの発売で急拡大することになります。
Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)(@mingchikuo)/X
Photo:Apple Hub/Facebook
- Original:https://iphone-mania.jp/apple-595861/
- Source:iPhone Mania
- Author:FT729