データのバックアップやストレージを節約したい時に便利なのがSDカードです。
iPhoneでも使えますが、その場合は「SDカードリーダー」という専用機器が必要です。
SDカードリーダーを使えば、iPhoneのデータをSDカードに転送したり、データの管理が快適になります。
今回はiPhone16でSDカードリーダーを使う方法に加え、ファイルの転送方法や対処法についても徹底解説します。
【iPhone16】SDカードリーダーと接続すればデータ読み込みが可能になる!
iPhone16本体にはSDカードを直接挿入することができないため、SDカードリーダーが必要になります。
SDカードリーダーをiPhone16と接続すれば、データの読み込みや書き込みが可能です。
SDカードリーダーの接続規格についても次の項目で解説していきます。
iPhone16に対応している接続規格は3種類!
iPhone16に対応しているSDカードリーダーの接続規格は、大きく分けて以下の3種類になります。
・Lightning
・USB Type-C
・Wi-Fi
LightningはApple独自の接続規格であり、iPadやiPod TouchなどiPhone以外のデバイスにも対応している場合が多いです。
iPhone5以降のモデルでは標準規格となっているため、迷ったらLightningポート搭載のSDカードリーダーを選ぶといいでしょう。
ただし、Androidデバイスとの互換性はないため、AndroidユーザーにはUSB Type-CもしくはWi-Fi搭載のものをおすすめします。
【iPhone16】SDカードリーダーの使い方を紹介!
iPhone16でSDカードリーダーを使う際の手順は以下の通りです。
- SDカードリーダーとiPhone16を接続する
- 「写真」アプリからSDカードにデータを転送する
- SDカードに保存したデータを確認する
接続後に「iPhoneのロックを解除してください」というメッセージが表示された場合、Face IDやパスコードで画面ロックを解除しましょう。
保存した写真や動画を確認する際は、SDカードリーダーと接続したまま「写真」アプリを起動すればOKです。
音楽やドキュメントなどPDFの転送方法
SDカードには音楽やドキュメントなど、PDFを転送することもできます。
手順は以下の通りです。
- iPhone16で「ファイル」アプリを起動する
- SDカードに転送したいファイルを選ぶ
- 保存先のSDカードを選び、「コピー」をタップする
「ファイル」アプリの起動後はiPhone内のフォルダやファイルを長押しし、SDカードに移動させましょう。
SDカードへの移動後もオリジナルのファイルはそのまま残るのでご安心ください。
【iPhone16】SDカードリーダーおすすめの活用方法を紹介!
続いてはiPhone16向けとして、SDカードリーダーのおすすめの活用方法を2つ紹介します。
活用方法①:デジカメで撮影した写真のシェア
デジカメのSDカードに撮影した写真や動画は、SDカードリーダーに挿入したままiPhone16で読み込めば、LINEやメールでシェアすることができます。
従来の方法ではパソコンに読み込んでから行う必要がありましたが、SDカードリーダーなら直接iPhone16に転送できるので便利です。
その場で友達と写真をシェアしたい時には、SDカードリーダーを使いましょう。
活用方法②:写真のバックアップ先として使う
SDカードリーダーは写真を転送する以外に、バックアップ先として使うこともできます。
そうすればiPhone16を失くしてしまった場合、SDカードに保存されているバックアップから写真を復元できるので安心です。
ただし、写真のバックアップにはiPhoneのiOSがバージョン13以降である必要があります。
事前にiOSがアップデートされているかどうか、確認しておきましょう。
【iPhone16】SDカードリーダーで上手く読み込めない時の対処法を紹介!
iPhone16とSDカードリーダーを接続した際、不具合によって上手く読み込めない場合があります。
そんな場合に有効な対処法を3つ紹介しましょう。
対処法①:アダプターやSDカードリーダーの再接続
iPhone16とSDカードリーダーを接続したにもかかわらず、SDカードが上手く読み込めない場合があります。
その原因はきちんと接続できていないか、接触不良である可能性が考えられます。
アダプターやSDカードリーダーを抜き、清潔な布で掃除してから再接続すると、起動する可能性があるので試してみてください。
またデバイスの規格に応じた接続方法でないと、iPhone16でSDカードリーダーが認識されない場合があります。
接続に成功した後もデバイスが認識するまで数秒かかる場合があるので、数秒待ってから再確認しましょう。
対処法②:保存ファイル形式をチェック
写真や音楽のファイル形式がSDカードリーダーに対応していない場合も、SDカードの読み込みに失敗する可能性があります。
写真の場合は「JPG」や「GIF」、音楽の場合は「MP3」や「WAV」などが一般的なファイル形式です。
これらはSDカードリーダーごとに異なるため、事前に確認を済ませておいてください。
どうしても読み込めない場合は、アプリやパソコンのソフトでメジャーなファイル形式に変換すると、読み込みに成功しやすくなります。
対処法③:iPhone16を再起動する
これらの方法でも読み込めない場合は、最終手段としてiPhone16の再起動を試してください。
iPhone16の側面にあるサイドボタン(電源ボタン)と音量調節ボタンを同時に長押しし、「スライドで電源オフ」のスライドをタップして電源を切ります。
すぐさまサイドボタンを長押しし、Appleのロゴが表示されると再起動が始まります。
再起動後は接続状態がリセットされるため、SDカードリーダーも読み込みやすくなるでしょう。
まとめ
iPhone16でSDカードリーダーを使う方法について解説しました。
iPhone16ではSDカードを直接挿入できないため、データの読み込みにはSDカードリーダーが必要です。
接続規格は3種類あり、中でも多くのデバイスに対応しているLightningポートがおすすめです。
iPhone16とSDカードリーダーを接続すると、SDカードに保存した写真や動画をiPhone16に転送できます。
更には音楽やドキュメントなどのPDFファイルも転送でき、オリジナルのデータとは別に保存されるのも嬉しい点です。
バックアップ先としても使えるので、もしiPhone16を失くしてしまった場合でもそこから写真を復元できます。
SDカードリーダーならiPhoneに写真をすぐ転送できるので、友達とのシェアや思い出作りに役立ててください。
- Original:https://iphone-mania.jp/manual-595883/
- Source:iPhone Mania
- Author:hori