支払い時、スマートフォンをかざすだけで決済可能な電子マネーサービスがクイックペイです。
スマートな支払いができるため、iPhoneユーザーの間でもクイックペイを導入する動きが盛んになっています。
ただし、iPhoneでクイックペイを利用するには、いくつかの手続きが必要です。
本記事では、iPhone16でクイックペイを利用する方法について解説していきます。
iPhone16で使えるクイックペイとは?
iPhone7以降のモデルには「ウォレット」アプリが追加されています。
このアプリにクレジットカードやデビットカードを登録すると、クイックペイが利用できるようになります。
SuicaやPASMOと違い、チャージ不要でいつでも利用できるのが便利です。
残高不足を気にせず、スピーディーな支払いができるでしょう。
クイックペイはどうやって使えばいい?
クイックペイは最も一般的なクレジットカード一体型に加え、スマホやスマートウォッチでも利用できます。
店頭の専用端末にクイックペイをかざし、「クイックペイで支払います」と伝えるだけなので非常に簡単です。
ただし、スマートウォッチは「Apple Watch」シリーズとソニーの「Wena」シリーズしか対応していないため、使える機会が少ない点にはご注意ください。
iPhone16にクイックペイを登録する手順を紹介!
クイックペイ対応のカードを用意した後は、iPhone16に登録してみましょう。
その際の手順は以下の通りです。
- ホーム画面で「ウォレット」アプリを起動する
- クイックペイ対応のカードを登録する
- カードが無事に認証されれば設定完了
設定後はクイックペイを「ウォレット」アプリから手早く呼び出せるようになります。
頻繁に使う場合はメインカードとして設定しておくと便利です。
Androidスマホに登録する手順
もう1つの方法としてAndroidスマホに登録する方法も解説していきます。
ただし、クイックペイは「Felica(フェリカ)」対応の機種以外で利用できないので、お手持ちのAndroidスマホのスペックを確認しておいてください。
Androidスマホに登録する際の手順は以下の通りです。
- 「Google Pay」アプリを起動する
- クイックペイ対応のカードを登録する
- カードが無事に認証されれば設定完了
「Google Pay」アプリは多くのAndroidスマホで標準搭載されているため、ホーム画面やアプリ検索から見つかるでしょう。
登録までの基本的な流れはiPhone16の場合とほぼ同じです。
iPhone16でクイックペイを使う時のメリット・デメリットを説明!
クイックペイはスマホ1台で利用できる便利な決済サービスですが、その分デメリットもいくつかあります。
ここではiPhoneでクイックペイを使う時のメリット・デメリットを説明していきます。
iPhone16でクイックペイを使う時のメリット
クイックペイは「Apple Pay」というウォレットアプリで管理されているため、他の決済サービスとまとめて利用できます。
以前はSuicaやPasmoなど、決済サービス別に専用アプリをインストールし、支払い手段を登録する必要がありました。
しかし、Apple Payならこれらをまとめて管理し、氏名や住所などの個人情報も流用することができます。
ダウンロードや登録の手間を省略できるので、カード情報を何度も入力しなくて済むのも嬉しい点です。
iPhone16でクイックペイを使う時のデメリット
クイックペイには独自のポイントプログラムがないため、登録したクレジットカードのポイントしか加算されません。
対応していない店舗もあるため、その場合は現金やクレジットカードなど別の決済手段を用意しましょう。
またクイックペイではチャージする手間がない分、使いすぎてしまう可能性が問題視されています。
使いすぎが心配という人には、プリペイドカードと紐付けられている先払い型の利用がおすすめです。
iPhone16でクイックペイが使えない時の対処法は?
iPhone16をかざしても上手く反応しないことが時々あるかもしれません。
その場合に効果的な対処法を3つ紹介しますので、試してみてください。
対処法①:NFCが有効になっているか確認する
NFC(近距離無線通信)が無効になっていると、タッチ決済ができません。
クイックペイもその例外ではないので、「設定」アプリから確認するようにしてください。
「WalletとApple Pay」という項目を開き、その中でNFCが有効になっていればOKです。
対処法②:デバイスを再起動させる
iPhone16など、デバイスを長時間作動させていると、エラーが起きてタッチ決済できなくなる場合があります。
その場合はデバイスを再起動させると、動作がスムーズになってタッチ決済も正常に機能しやすくなります。
もしタッチ決済ができない場合は、iPhone16の再起動も試してください。
対処法③:Apple Payを再設定する
カードの有効期限切れなど、登録した情報に問題がある場合は、Apple Pay内の情報を更新する必要があります。
その場合はApple Payの情報を一度削除し、再登録するのがおすすめです。
面倒かもしれませんが、新しいカードで登録するとタッチ決済が再度可能になるため、再登録によって問題解決する可能性が高いです。
iPhone16でクイックペイをより便利に使うためのコツを紹介!
ここではiPhone16でクイックペイを使う際、より便利になるコツを2つ紹介します。
iPhone16でクイックペイを使う際、より便利になるコツを2つ紹介します。
コツ①:コントロールセンターからウォレットアプリを起動
ウォレットアプリをすぐ起動できるように設定すると、クイックペイでの買い物が便利になります。
方法は「設定」アプリからコントロールセンターを開き、ウォレットアプリを追加するだけです。
スワイプ1回でウォレットアプリを起動できるようになったため、クイックペイによる支払いも時間をかけずに実行できます!
コツ②:複数のカードを登録して使い分ける
iPhone16のウォレットアプリには、クイックペイ以外の電子マネーサービスやクレジットカードもまとめて登録できます。
この特徴を利用し、プライベート用とビジネス用でカードを使い分けるようにしましょう。
複数のカードから選べる方が管理しやすくなり、クイックペイが使えない時の代替手段にもなります。
まとめ
iPhone16でクイックペイを利用する方法として、登録の手順やメリット・デメリットなどを徹底解説しました。
登録したカードの情報をそのまま使えるため、チャージ不要かつスピーディーな支払いができるのが特長です。
支払い方法も店頭の専用端末にクイックペイをかざし、「クイックペイで支払います」と伝えるだけなので、すぐに慣れるでしょう。
ただし、対応していない店舗もあるため、他の決済手段もあらかじめ用意しておいてください。
クイックペイはiPhone16に登録後、「ウォレット」アプリから手早く呼び出せます。
また、メインカードとして設定しておくと便利なので、いつでも快適な買い物ができる状態にしましょう。
- Original:https://iphone-mania.jp/manual/function-596055/
- Source:iPhone Mania
- Author:hori