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【レビュー】収納式USB-Cケーブルがスタイリッシュ!CIOの最新電源タップ

CIOから発売された、USB-Cケーブル内蔵の電源タップ「CIO Mate Tap 002」を実際に使っての印象をレビューします。充電していない時はケーブルを収納でき、見た目をすっきりさせられます。インテリアのアクセントになるカラーもおしゃれで、安全対策にも配慮されており、日本メーカーらしい配慮が感じられます。

本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用の製品を使用しています。

カラバリも楽しい、ケーブル内蔵の電源タップ

CIO(本社:大阪)のカジュアル系ブランドであるCIO Mateから、USB-Cケーブルを内蔵した電源タップ「CIO Mate Tap 002」が2025年7月8日に発売されました。

電源コンセント3口に加えて、USB-AポートとUSB-Cポート、そして収納式のUSB-Cリールケーブルが内蔵されているのが最大の特徴です。

パッケージには、「CIO Mate Tap 002」本体、取扱説明書、1年間の製品保証をさらに1年間延長できる会員登録の案内などが入っています。

カラーバリエーションは、ナチュラルホワイト、カームブルー、シェルピンク、ライトブラック(後日発売)、そして今回ご紹介するモスグリーンの5色展開です。

長さ約150センチの電源ケーブル部分も、電源タップと同色に揃えられています。

今回レビューするモスグリーンのカラーは、ウッド系カラーのデスクや家具とも相性が良く、インテリアのアクセントになります

なお、CIO Mateでは、マグネット内蔵でまとまるスパイラルケーブルや充電器、モバイルバッテリーなども同様のカラーバリエーションを取り揃えているので、色を合わせたり、差し色的に使ったりしてコーディネートも楽しめます。

表面は細かい凹凸を設けたシボ加工が施されており、マットでサラサラした質感を生み出すと同時に、傷つきにくさにも貢献しています。

USB-Cリールケーブル、USBポートの出力をチェック

「CIO Mate Tap 002」の各ポートの出力は以下のとおりです。

USB-Cポート、USB-Cリールケーブルは高速充電規格のUSB PD 3.0、充電する機器に応じて最適な出力に調整するPPS(Programmable Power Supply:可変電圧供給)に対応しています。

USB-CリールケーブルやUSB-Cポートは、MacBook Proなどをフルスピードで高速充電するには物足りないものの、日常的にiPhoneなどを充電するには十分な出力と言えるでしょう。

なお、USBポートとUSB-Cケーブルを2つ、または3つ同時に使用する場合、最大出力は合計で15ワットに制限されるので、注意が必要です。

普段は隠れて、引き出して使えるUSB-Cケーブル!

「CIO Mate Tap 002」最大の特徴であるUSB-Cリールケーブルは、通常は隠れています

ボタンを押すと「パシュッ」という音とともにUSB-Cコネクタ部分が飛び出します

ケーブルは、必要なぶんだけを引き出して使うことができます。

USB-Cリールケーブルは、最大まで引き出すと約70センチあり、少し離れたところにあるデバイスの充電をする時も余裕があります。

キャップ部分にはマグネットが内蔵されており、逆さまにしてもキャップが勝手に開いてしまうようなことはありません。ケーブルを引き出している時もマグネットで固定されます。

収納する時は、ケーブルを軽く引っ張るとシュルシュルと収納されます。筆者はこの巻き取り機構を見て、まるで炊飯ジャーの巻き取り式電源ケーブルのように思えて、ちょっと懐かしさを感じました。

その他の安全&便利機構も充実

「CIO Mate Tap 002」は、安全性に配慮した機能も充実しています。

コンセントは、内部へのホコリ侵入を防ぐシャッターが装備されており、ホコリによる火災や感電の事故を防いでくれます。

ちなみに、コンセント間の距離は狭めなので、一般的な電源プラグを挿すのには十分ですが、大きめの充電器やACアダプタを複数並べて挿すには不向きです。

本体のケーブル側には、一括で電源をオフにできるスイッチがついており、コンセントとUSBポートの電源をまとめてオフにできます。電源オフ状態だとボタンが飛び出した状態になり、視覚的にオン/オフの状態を確認可能です。

オン(電力供給中)状態がこちらです。

オフ(コンセント、USBとも電力供給なし)だと、ボタンが飛び出します。

使わない時にオフにすることで節電に便利なこの機能ですが、オン/オフの区別がやや付きにくいので、欲を言うと、もっと区別しやすいスイッチだと良いと思いました。

コンセントプラグは180度回転するので、壁面のコンセントに差し込む場合など、すっきり使うことができます。

プラグの根元部分には、ホコリや水分の付着による火災を防ぐ絶縁キャップが装備されています。

同様の絶縁キャップは、CIOの充電器にも装備されていますが、電源タップではコンセントに挿したまま使うことが多く、コンセントプラグ周辺にホコリがたまりやすいからこそ、安全対策として重要だと思います。

通常価格は3,980円、Amazonセールで18%オフ

CIO Mate Tap 002」は、通常販売価格は3,980円(税込、以下すべて同様)ですが、Amazonプライムセール期間中は18%オフの3,280円で購入可能です。

このほか、薄型軽量モバイルバッテリー「SMARTCOBY SLIM 5K」は通常価格5,980円が4,580円(23%オフ)や、コンパクトな2ポート高速充電器「NovaPort DUOⅡ 45W」は通常価格4,380円が3,280円(25%オフ)など、新製品から定番商品まで各種のCIO製品も、割引価格で購入可能です。

まとめ:「CIO Mate Tap 002」の良いところ、残念なところ

「CIO Mate Tap 002」を実際に使ってみて、この製品の優れていると感じた点は以下のとおりです。

一方で、ちょっと残念に思えたのは以下の点です。

少し気になる点はあるものの、ケーブルによるゴチャつきを改善できておしゃれなだけでなく、安全性にもしっかり配慮された良心的な製品だと感じました。

参照:Amazon, CIO Mate

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