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Apple Storeでコーディングを行うおばあちゃんが発見〜プログラミングの未来?

中国のApple Storeで、テスト用のiPadを使ってコーディングをしているおばあちゃんが目撃され、話題となっています。「すごい!」と感動する声が上がる一方で、AIの台頭により、今後プログラミングというスキルはどう変わっていくのか、見通しが不透明になりつつあります。Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)の過去の発言も振り返りながら、プログラミングを取り巻く現状について考えてみましょう。

「プログラミングができる=すごい」時代は終わった?

SNSでは「がんばれおばあちゃん!」といった応援のコメントが寄せられ、その姿に心を打たれた人も多いようです。しかし一方で、プログラミングができるというだけで称賛される時代は、終わりを迎えつつあるのかもしれません。

というのも、AIの進化によってアプリ開発がこれまで以上に簡単になっており、「誰でもプログラミングできる」時代が現実のものとなってきているからです。

特に「Claude Code」が高評価

最近注目されているAI「Claude(クロード)」には、プログラミング支援機能「Claude Code」が備わっています。これを活用することで、コードの作成や修正が一気に楽になります。

主な特徴は以下の通りです。

つまりClaude Codeがあれば、完全に知識ゼロとはいかないまでも、質問に丁寧に答えてくれ、コードも提案してくれるため、まるで「やさしい先生」がそばにいるかのように学習を進めることができます。

クックCEOは今もプログラミング教育を重視

Appleのティム・クックCEOは、2019年に「プログラミング教育は学校教育の初期段階から導入されるべきだ」と述べており、その2年後には、Appleが子ども向けのSwiftプログラミングカリキュラムを発表するなど、発言に沿った取り組みを実際に行っています。

ただし、AIの実力が日々進化している今、プログラミングさえできれば食いっぱぐれない――という時代は、もしかすると終わりを迎えるのかもしれません。これからどのような仕事が残っていくのか、誰にも正確には予測できない時代が始まっているのではないでしょうか。

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