日常生活の中で、何気ない会話やテレビの音声の聞き取りづらさにふと気づいたことのある人は少なくないはず。イヤホンやヘッドホンの長時間使用、あるいは街中の過剰なノイズ、日々のストレスや疲労など、近年さまざまな耳へのリスクが懸念される中、実際に耳の聞こえについて不調を訴える人が急増中。
こうした現代人の聞こえに寄り添う新たなアプローチとして、オーディオテクニカより新ブランド「audio-technica MIMIO(ミミオ)」が誕生しました。第一弾として登場する、2つの新製品を紹介します。
オーディオテクニカが長年にわたる音響開発の中で培ってきた技術を生かして、一人ひとりの聞こえの変化に寄り添い、耳に優しく音を届けることをテーマに掲げた「audio-technica MIMIO」。第一弾として登場するのは、聞こえの問題をユーザー自身で解決できるヒアリングアシストイヤホン「MIMIO ASSIST ONE」(4万9500円)と、テレビ視聴に特化したスピーカー「MIMIO SOUND MOVE」(2万1780円)の2製品です。
まず「MIMIO ASSIST ONE」は、会話やテレビの音声などを聞き取りやすくするための専用モードを搭載した完全ワイヤレスイヤホン。見た目はごく一般的な完全ワイヤレスと変わりませんが、本体に外からの音声を捉える集音マイクを内蔵。一人ひとりの聴こえ方に合わせて音を最適化できるヒアリングモードを利用することで、日常生活をより快適に送ることができるというすぐれものです。
モードは「標準」「テレビ」「会話」「屋外」の4つがあらかじめプリセットされていますが、ユーザー自らカスタマイズして自分専用モードとして保存しておくことも可能。通常のワイヤレスイヤホンと同じく音楽を楽しんだり、通話応対することももちろん可能で、その際も聞こえ方をパーソナライズした状態で使用できます。
本体にはφ10mmのダイナミック型ドライバーを内蔵、重さはイヤホン本体が片耳5.7gで充電ケースは42.8g。また、ハイブリッドデジタルノイズキャンセリング機能やIP55相当の防水防塵性能も搭載、イヤホン本体のみで最大10時間・ケース併用で最大40時間の駆動が可能など、ワイヤレスイヤホンとしての基本機能も充実しています。色はブラック、ベージュの2色展開です。
一方「MIMIO SOUND MOVE」は、聞こえづらさに悩む人も快適にテレビ視聴を楽しめるようにと開発された、テレビ専用のワイヤレススピーカー。手元のスピーカーから遅延のないクリアな音声が届けられるから、テレビのボリュームを上げることなくテレビ放送を楽しめます。
製品はアンプ内蔵のスピーカーと充電器を兼ねた送信機で構成されています。使用するときはまず送信機を付属のACアダプターで電源と繋ぎ、同じく付属の光デジタルケーブルで送信機とテレビを繋いだらセット完了、あとはスピーカーを送信機に乗せて充電させ、充電が完了したら好きな場所に持っていって電源を入れるだけ。
スピーカーは高さ128×幅200×奥行き81mmで重量は電池込みで667g、持ち運びに便利なハンドル付き。最大18時間の連続稼働が可能なスタミナ仕様で、テレビと連動して電源が自動で切れる自動電源オフ機能も搭載。見やすい位置に配置された電源ボタンや大きな音量ノブ、またバッテリー残量や送信機との接続状況を声で知らせる音声ガイダンス機能など、家電の操作がニガテな人でも直感的に使いこなすための工夫も随所に行き届きます。こちらは色はホワイト、ブラックの2色で、発売は8月8日より。
両製品いずれも、使う人の日々の悩みにそっと寄り添い、音との距離を近づけてくれるプロダクト。毎日の装いやインテリアになじみやすい、洗練されたおしゃれなルックスも高ポイントです。
>> オーディオテクニカ
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/691823/
- Source:&GP
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