マウンテンバイクやスキーなどのスポーツシーンでダイナミックな映像を撮ることができる“360度カメラ”は、旅行やハイキングでも自分の見たことのない視点で思い出を残してくれます。
その360度カメラ市場へ新たに参入を果たしたのが、ドローンやアクションカムでお馴染みのDJI(ディー・ジェイ・アイ)。この度登場したDJI初の360度カメラ「Osmo 360(オズモ360)」(67100円~)は只者ではありません。
このカメラのすごいところは、360度カメラとしては異例の超高画質8K/50fps撮影が可能な点です。新設計のスクエアHDRイメージセンサーが、従来の1インチセンサーと同じ360度イメージフィールドを保持しつつ、センサーの利用率を向上させています。
このセンサーにより、長さ61×幅36.3×高さ81mm、重さ183gのコンパクトで軽量なボディでありながら、優れた画質と低消費電力を実現。8K/30fpsなら100分間の連続撮影が可能です。
また、13.5ストップのダイナミックレンジと大型ピクセルサイズ、f/1.9の絞り値を組み合わせることで、夜間などの低照度環境や日の出・日の入りといった高コントラストなシーンでも鮮明な映像を記録できます。
片方のレンズのみで撮影するシングルレンズモードも備えており、普通のアクションカムのように使えるのも魅力です。その場合は5K/60fpsの動画を155度の超広角で撮影でき、ブーストビデオモードを選べばさらに広い170度の視野角で、滑らかな4K/120fps動画を撮影できます。
撮影中でも前後のカメラを簡単に切り替えられるため、Vlog撮影など歩きながらの撮影でも、撮影を止めずにワンテイクで長回しが可能です。
また、写真撮影では最大120MP(16K)の超高解像度で360度撮影が可能で、思い出の場所やシーンを余すところなく鮮明に記録できます。
撮影機能としては、激しい動きでも映像の水平を保つHorizonSteadyや、シングルレンズモードで手ブレを補正するRockSteady 3.0などを搭載しています。
最適な画角を簡単に見つけられるフリーフレーミングや、人・車両・ペットなどを360度で追従するインテリジェント・トラッキングも搭載。理想の映像を思い通りに撮影できます。
ジェスチャーや音声による操作にも対応しており、ハンズフリー撮影も可能です。
音声面では、カメラ本体に4基のマイクを内蔵し、臨場感のあるサウンドを収録可能。ノイズ低減機能も備えており、屋外撮影でもクリアな音質を確保します。
さらに、レシーバーなしで2つのDJI Micトランスミッターに直接接続でき、スタジオレベルの高音質録音が行えます。
連続動作時間は、8K/30fpsパノラマ動画で最大100分、6K/24fpsパノラマ動画で最大190分。アクセサリーの「バッテリー延長ロッド」(1万6830円)を使用すれば、8K 360度撮影をさらに最大180分延長可能です。
そのほかアクセサリー類も充実しており、Osmo Actionシリーズのアクセサリーとの互換性も備えています。
カメラ本体に加え、「エクストリームバッテリーPlus」「プロテクティブポーチ」「レンズクリーニングクロス」「USB-C to Cケーブル」「ラバーレンズプロテクター」が付属する「Osmo 360 スタンダードコンボ」(6万7100円)のほか、「多機能バッテリーケース2」や「1.2m インビジブルセルフィースティック」などを追加した「Osmo 360 アドベンチャーコンボ」(9万1300円)も用意されています。
>> DJI
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/693140/
- Source:&GP
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