1975年に誕生した英国の老舗折りたたみ自転車ブランド・Brompton(ブロンプトン)から、創業50周年を記念した特別モデル「Brompton 1975 Edition」(40万400円)が登場します。ブランド誕生年にちなみ、世界限定1975台のみの販売で、発売は9月17日からとなります。
ベースモデルは、ブランドを象徴する「C Line」の12速仕様。今年3月に登場した最新モデルを基にしており、ハンドルバーはLowタイプとMidタイプの2種類を展開しています。フレームデザインの随所には、50年間ブランドを支えてきた職人たちへの敬意が込められています。
独特なカラーリングのサーマルフェードラッカーフレームは、Bromptonの高い耐久性と品質を支える熟練のブレイザー(溶接職人)の技術、“ブレイジング(ろう付け)”をモチーフにしたもの。
金属が熱せられ、炎に包まれる瞬間の表情を、オレンジ、ブルー、ゴールドのグラデーションで表現しています。
メインフレームには50周年を記念する「BROMPTON50」の金ロゴを配置。また、フレームの一部には50の数字が並んだ“50周年モノグラム”デカールによるコーディングも。
この“50周年モノグラム”は、サドルや泥除けにもさりげなく採用されています。特にサドルは、カーボンベースとクロモリレールを組み合わせることで、標準モデルに比べて約23%の軽量化を実現。細部に至るまで、特別モデルならではのこだわりが光ります。
また、限定エディションならではの仕様として、シートチューブにはシリアルナンバーをレーザー刻印した専用プレートを装備。
さらに、ロンドンの工場で実際にフレーム製作に携わった52名のブレイザー(溶接職人)の中から、担当者のイニシャルが刻まれた真鍮製のコインも付属します。
この真鍮製のコインはフロントフォークに装着可能。職人のイニシャル入りという特別感に加え、真鍮ならではの経年変化も楽しめるディテールとなっています。
さらに、50周年限定オプションとして、ハンドルバーに装着できる“50周年モノグラム柄”のボトルホルダーとスモールジップケースも付属。
1.5L容量のスモールジップケースには脱着可能なストラップが付き、自転車を降りた後はショルダーバッグとして活躍します。
ブレイジングから着想を得た鮮やかなグラデーションや、50周年モノグラムを随所にあしらった特別仕様など、デザイン性も抜群な「Brompton 1975 Edition」。
世界限定1975台とあって、希少性の高さも魅力のひとつ。気になる人は、早めにチェックしておきたい一台です。
>> Brompton
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/697370/
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