2025年にブランド誕生30周年を迎えたザ・シチズンが、節目を祝う特別モデルを発表しました。
「ザ・シチズン 30周年記念限定モデル 高精度年差±5秒 エコ・ドライブ Iconic Nature Collection」(45万1000円・47万3000円)は、黒と白の土佐和紙ダイヤルにそれぞれ金箔とプラチナ箔を散りばめ、四季とともに移ろう自然の風景を表現。
いずれも世界限定400本の希少な一本で、日本らしい繊細な美を宿した、大人の感性に響く腕時計に仕上がっています。
今から30年前、シチズン時計の創立65周年を機に「人生に寄り添い、ともに生きていく時計」をコンセプトに誕生したのがザ・シチズンです。誕生当初から年差±5秒という驚異的な精度を誇るムーブメントを採用し、98年の第2世代モデルでは時刻修正不要で2100年まで使い続けられる“パーペチュアルカレンダー”、海外での使用を想定した“時差設定機能”など、利便性の高い機能を早くから搭載してきました。
さらに機械式時計においては、2010年に発表した“Caliber 0910”を筆頭に、パーツ製造から組み立てまで自社一貫体制で行う高精度なメカニカルムーブメントを開発。シチズンの時計づくりの哲学を体現する最高峰ラインとして、多くのファンを魅了してきました。
性能や品質、美しさの追求に加え、購入後も長期サポートを行うホスピタリティの高さも、ザ・シチズンが本物志向の顧客から選ばれ続ける理由のひとつとなっています。
そんなザ・シチズンの30周年を記念して登場した新作モデルは、古語“をかし”から着想を得ています。
日々の中で美しいと感じた風景や四季の移ろい、心を動かされた出来事を表すこの言葉をもとに、自然が醸し出す情趣を“にじみ”や“かすれ”といった表現でダイヤルに描き出しています。
黄金色に輝くケースとブラックダイヤルを組み合わせた「AQ4103-16W」(47万3000円)は、暮れなずむ秋の夕暮れをモチーフにしています。
山の端を照らす夕陽の神々しい瞬間を、金箔の“かすれ”で表現した黒の土佐和紙に、ブラウンのグラデーション印刷で夕陽の色合いを重ねた上板をセット。
スーパーチタニウム製のケースにはデュラテクトアンバーイエローを施し、華やかな印象に仕上げています。
一方、ホワイトダイヤルの「AQ4100-22A」(45万1000円)は、冬の夜明けをイメージ。砂子蒔きの技法で散らしたプラチナ箔と、土佐和紙に重ねたグレーの“にじみ”によって、静謐な空気感を表現しています。
濃淡のグレーが混じり合うダイヤルは、しんしんと降り積もる雪や、霜の降りた窓ガラスを思わせます。秒針には厳しい冬の寒さをしのぐ炭をイメージしたグレーを採用。
張り詰めた空気の中で確かな時を刻むその動きが、凛としたアクセントを添えています。
ムーブメントは両モデルとも、年差±5秒の高精度を誇る光発電エコ・ドライブ“Cal.A060”を搭載。前述のパーペチュアルカレンダー機能に加え、物理的な衝撃から針ズレを守る衝撃検知機能、万一針ズレが生じても即座に自動修正する針自動補正機能を備え、安心して日常使いできる実用性を確保しています。
また、ストラップには環境に配慮したLWG認証のワニ革を採用。持続可能性を意識したものづくりにも、シチズンらしい哲学が息づいています。
自然の美しさを纏いながら、最先端の精度と快適さを実現したこの記念モデルは、量産時計では満足できない本物志向の大人にこそふさわしいタイムピースです。発売は10月9日より。
>> CITIZEN
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/697938/
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