<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
充電用のUSBケーブルなんて、なんぼあってもいいですからね。
というわけで、ひさびさにメインとなるUSBケーブルを新調しました。これまで使っていたのは、2年ほど前に購入したCIOの「240W USB C to C 2mシリコンケーブル」。柔らかく形がつかないシリコンケーブルの取り回しの良さに不満はさほどありませんでした。
でも先日たまたまYouTubeで見かけて、「あ、いいかも」と思ってしまったんですよ、“マグネットでまとまるケーブル”というやつを。そして購入したのが「CIO スパイラルケーブル CtoC 2m」(実勢価格:1980円前後)です。
見て、この美しく丸まった姿。ケーブルにマグネットが仕込まれているので、ケーブル同士がくっつくというヤツです。しかも、ちょっと硬めの形がつくタイプの素材なので、キレイにまとまってくれます。これまでは、この硬さが仇となり「あぁ邪魔だな」となっていたのですが、このマグネットケーブルではむしろちょうどいい。
これまでケーブルって、ゴムバンドとかで留めないといけないモノだと思っていたので、それをしなくていいってだけでもう最高です。
買うにあたっていろいろ調べてみたところ、いくつかの周辺機器メーカーからも発売されていることがわかりました。しかもどれもPD240W対応。
さらにさらにですよ。なんとダイソーからも最近発売されたようなんです。
ダイソーの「マグネットケーブル」は<USB A to C>と<C to C>の2種類で、出力はC to Cで最大PD60W(20V/3A)とのこと。60Wあればまぁ十分ですね。
ただーし! いかんせん1mしかない。メインのUSBケーブルは2mは欲しいんですよ。なぜなら、短くて困ったことはあるけど、長くて困ったことは“余って邪魔だな”ということぐらいだから。電源を使っていいカフェで足元にコンセントがあったりとか、空港の搭乗口前でベンチの間にあるUSBポートから充電する時とか、1mだと微妙に足りないってことがこれまで多々ありました。大は小を兼ねるではなく、長は短を兼ねるってやつです。
しかも、マグネットでまとまるケーブルの場合、必要な分だけ引っ張り出せばいいから、さほど邪魔になりません。
こうなると、長いことによるデメリットは重くてかさばるぐらいです。
てな感じでさっそく使っているわけですが、外出時のメインACアダプタ、CIO「NovaPort TRIOⅡ 67W 3C」(実勢価格:6700円前後)と組み合わせて使っていて気づきました。これ、すっぽり収まるんじゃない? って。
いやはや、誂えたかのような収まり具合。くっついた状態のケーブルの直径は調整できるので(小さくするにも大きくするにも限界があります)、ACアダプタにちょうどいい直径に調整はしましたが。でもこのまとまり感、たまらん!
せっかくだからと、自宅のガジェット収納ボックスを漁り、【マグネットケーブル+ACアダプタ】が収まりそうなポーチを物色。
良さそうなのが、USBメモリを大量に入れていたasobozeの「TOFTPOUCH mini」。
サイズ感はピッタリ。あとはマチがないことがどう響くか。では入れてみます。
これに、緊急時用としてバッグに常備しているカラビナホルダーに付けた15cmのC to Cケーブルを引っ掛けてみます。
というわけで、新たなレギュラーケーブルがここに誕生したというわけです。でもこのセット、3日間だけの短命政権となりました。
なぜなら、よりシンデレラフィットなポーチを見つけてしまったから。そいつは、お茶パックを買いに立ち寄った無印良品にちんまりと置かれていました。しかもSALE価格で。
それが「耐水生地を使った ウェルダー ラウンドケース」(SALE価格:1490円)です。
では、いざフィッティング。
最高。バッチリ。怖いぐらいピッタリ。【マグネットケーブル+ACアダプタ】の正規オプション品と言われても信じられる。あとは出し入れしやすいかどうかですね。なにせこのラウンドケース、止水ファスナーが使われていて、あまり余裕がなさそう。
では、入れます。
お~、思わず拍手。正直最初はちょっと厳しいかなという雰囲気だったんですが、グッと押し込むと最後はスポンと入りました。コツはACアダプタを挟むように持ってケーブル含めた全体を押し込むようにすること。引っ張り出す時も、ACアダプタを持って引っ張るとスポンと出てきました。
ズシリと重いですが(実測247g)、満足感はハンパなく高い。まさかこんな状態になるとは、マグネットケーブル購入時には考えてもいませんでした。ひとまずこれを持ち歩けば、少なくともPCとスマホを同時充電は可能になるわけです。当分スタメンの座は安泰っぽいですね。
最後にちょっとおまけを。
実はCIOのマグネットケーブルですが、最新はシリコンバージョンの「スパイラルシリコンケーブル CtoC 2m」(実勢価格:2180円前後)になります。シリコンケーブル好きなので先にこちらを買ったんですが、しなやかで柔らかいというシリコンの特性上、どうしてもまとまりが悪い。
これおそらく1mならそうでもなかったんでしょうが、2mは巻き数が多いため上手くまとまらなかったのかもしれません。ただしくっつく機能は問題ないので「キレイに巻けなくても問題ない、それよりも形がつかずに真っ直ぐ伸ばせるシリコンケーブルがいい」という人は、こちらがいいかもしれません。
そうそう、元々使っていた2mのシリコンケーブルですが、現在は自宅のデスク用となりました。
>> CIO
<取材・文/円道秀和(&GP)>
円道秀和|&GP編集部所属。担当ジャンルはITデジタル、オーディオビジュアル、ホビー他。好きなものはコーヒー、旅行、キャンプ、乗り物全般、カレー、ラーメン、アジアのローカル料理、小さいギア。好きが高じてSCAJコーヒーマイスターの資格を取得。
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- Original:https://www.goodspress.jp/reports/698794/
- Source:&GP
- Author:&GP