<“デカ盛り”発見伝!>
美味しいものをお腹いっぱい、思いっきり食べたい…。実際に食べられるかどうかは置いておくとして、漠然とそんな気持ちが常にどこかにあるのが世の男たちではないでしょうか。そして、そんなロマンを叶えてくれる、“デカ盛り”と呼ばれるメニュー。我々&GPが見つけてきた、ワンパク“デカ盛り”メニューをぜひご賞味あれ!
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JR神田駅エリアは食の激戦地、大小様々な飲食店が立ち並び、昼も夜も多くの人で賑わっています。そんな神田駅北口を出てすぐのガード下にあるのが「#カツ丼は人を幸せにする 神田店」。店名もインパクト大ですが、店頭にあるメニューサンプルに「#とじないカツ丼 爆盛り」があるのを発見。これは食べないと!
席につき、お店の人に質問。あの〜、爆盛りってどれくらいのボリュームなんですか?
「カツ2枚にご飯が約320gですよ」
サンプルを見る限り、カツが2枚もドーンと乗っているのに、ゴハンが320gでは、個人的にちょっと足りなくなりそうな不安が。そこで、「普通ご飯」330円を追加して注文することに。
ということで、「#とじないカツ丼 爆盛り」+「普通ご飯」で注文。出てくるのを待つことにしました!
■カツが丼からこぼれ落ちそう!
待つことほんの数分。目の前にやってきたのは、丼からカツがこぼれ落ちそうないいデカ盛りカツ丼。早速計測です。
高さは約13.5cm、重さは961g(器の重さを除く)。付いてくるスープが150ccなので、トータル1.1kgのボリュームになります。
公式では、爆盛りのゴハンが320gで、追加した普通ゴハンは180gとのこと。なのでゴハンだけで500g前後。となると、トンカツとタレで450〜460g、ということになる? ゴハンとおかずがほぼ1:1。いいバランスになっている気がします。
いざ食べ始めると、素直に、“お肉が美味しい!”が第一印象。そしてふわふわタマゴにタレのしみたゴハンも甘じょっぱくておいしい。このカツ丼、思っている以上にクオリティが高いのでは!?
「うちのトンカツは国産豚で作る、煮込まない、たまごで閉じないカツ丼なんですよ。茨城産コシヒカリのゴハンとのハーモニーを楽しんで欲しいですね」と話すのはオーナー。国産豚にブランド米。美味しさに思わず納得です。
「今使っている豚肉は、秋田県の十和田湖高原ポークSPFの『桃豚』。肉が柔らかく、脂身に甘みがあるのが特徴です。その桃豚のロース肉に、オーダーメイドのパン粉、そしてラードで揚げています」
なるほど。食べて真っ先に「肉が美味しい」と感じたのは、こだわりのブランド豚だから、なんですね。
「肉や米だけではなくタレにもこだわりがあるんですよ。うなぎのタレ同様、醤油ベースの甘いタレを継ぎ足しで作っています」
そういえば、とじていないから気づいてなかったけれど、カツ丼といえば醤油ベースの甘いタレ。肉の良さを生かしつつ、ゴハンやたまごを繋いでくれるタレ。肉にかかっているところはもちろん、ゴハンにしみたところだけ味わっても美味しい〜。店名の通り、美味しくて幸せ感がアップしてきます。
ちなみに、味変のアイテムとかあるんですか?
「卓上に山椒や一味、漬物などが置いてあるほか、有料トッピングでチーズ、刻み大葉、おろしワサビなどがあります。一番人気はチーズトッピングですね」
他に、燻製マヨネーズやタルタルソースもあるけれど、それは別メニューのエビフライ向けとのこと。メニューには「そびえ立つ海老丼」があり、まっすぐなエビフライ数本がすっくと直立している丼があります。実はそれも気になっていたんですよ〜。
爆盛りは1日10食、多い日は20食注文が入るとのこと。2200円で国産ブランド豚のトンカツ2枚が食べられるなら、とてもリーズナブルなのでは?
「カツ丼という食べ物で、元気になってもらいたい、体力をつけてもらいたいですね。そして、『とじないカツ丼』を知ってもらいたい。卵でとじないことで、トンカツのサクサク感を最後まで楽しむことができるんですよ。うちのカツ丼は店名の通り、食べて幸せになれるカツ丼です。とんかつ、卵、お米の三つのハーモニーを堪能していただきたいですね」
そんな#カツ丼は人を幸せにする、今度はヴィーガン向けの新メニューをスタートすることが決定。
「大豆ミートの『ヴィーガンハンバーグ丼』を秋の目玉にと考えています。このハンバーグ、食べたらお肉にしか思えないクオリティなんですよ。ぜひ期待してください」
それは気になる! 秋になったら、また食べにくること決定です。
#カツ丼は人を幸せにする 神田店
住:東京都千代田区鍛冶町2-13-11
TEL:03-3525-7675
営:11:00〜22:00(LO21:30)
休:なし
<取材・文/いしざわりかこ 写真/奥西淳二>
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/698577/
- Source:&GP
- Author:&GP