精度の高いGPSで人気のガーミンのスマートウォッチ。中でも、特にハイエンドなスペックを備えたフラッグシップモデルとして位置付けられているのがfenixシリーズから、ワンランク上の安心と視認性を提供する新たなファミリーが登場します。
この秋発売の新作「fenix 8 Pro」(20万6800円、10月上旬発売)「fenix 8 Pro MicroLED」(31万8800円、10月以降発売予定)は、ガーミンが展開する衛星情報サービス“inReach”に、スマートウォッチとして初めて対応。GPSをキャッチしにくい場所でも正確な位置情報を捕捉、スマホ圏外エリアでもメッセージの送受信ができるなど、今までにない機能を備えたハイスペックモデル。業界初のMicroLED搭載モデルも話題です。
自動車や航空、マリン、フィットネス、アウトドアなど幅広い分野で活用されているガーミンのGPSデバイスですが、中でも今回紹介するfenixシリーズは、毎日の健康管理からランやスイムなどの身近なフィットネス、さらに登山やトライアスロンといったハードなアクティビティまで、あらゆるシーンをカバーできるよう設計されたマルチスポーツGPSウォッチ。数あるガーミンのコレクションの中でも、新型センサーや通信機能など、最先端のスペックを真っ先に取り入れてきたシリーズです。
この秋登場の最新モデル「fenix 8 Pro」シリーズも、そうした例に漏れないもの。まず特筆すべき点として、ガーミンのウェアラブルデバイスとして初めて“inReachテクノロジー”を搭載していることが挙げられます。
“inReach”とは、一言でいえばガーミンが提供する衛星通信サービスのこと。携帯電話の電波が届かないエリアでも、このサービスを使うことで、イリジウム衛星ネットワークを介したテキストメッセージの送受信や位置情報の共有、さらにはGPSナビゲーション&トラッキングや緊急時のSOS発信などができるようになります。
ウォッチ単体で音声通話やメッセージ送受信ができるため、スマホのない状況でも確実に仲間や家族とつながることができるほか、30秒ごとに情報を更新しリアルタイムで位置情報を共有できる“LiveTrack”も利用可能。トレイルランやサイクリング、登山などの長時間アクティビティ時にも安心だし、単独行動時や万一仲間とはぐれてしまった時にも、経路や現在地の特定がスムーズに行えます。
また通信方式には低消費電力かつ広域をカバーできるLTE-Mを採用しているため、山岳地帯や海上などでも使用可能。過酷な環境での冒険に挑むユーザーであれば、かなり頼もしい存在になってくれそうです。
さらにもうひとつ、今回の新作では、AMOLEDディスプレイを採用した「fenix 8 Pro」の他に、スマートウォッチとして業界で初めてMicroLEDディスプレイを採用した上位モデル「fenix 8 Pro MicroLED」が登場している点にも注目したいところ。
MicroLEDモデルでは最大4500ニトという圧倒的な輝度で、直射日光下でも優れた視認性を発揮。広い視野角や高い色再現性、焼き付きが起こりにくく耐久性に優れる点もアウトドアにぴったりです。
もちろんスマートウォッチとしての基本性能も抜かりなし。スマートウォッチモードで最大27日間(AMOLEDモデルの場合。MicroLEDモデルは10日間)、GPSモードでも最大78時間(同、MicroLEDモデルは44時間)稼働するロングバッテリーをはじめ、心拍や血中酸素、睡眠などを計測・分析、心電図アプリまで対応するヘルスモニタリング機能、100種類以上のスポーツアプリ、音声によるコマンド操作やSuica対応・音楽機能対応など、毎日の暮らしに役立つ充実の機能とスペックを備えます。
山に海にアクティブなスポーツを楽しむ人、とりわけトレイルランやサイクリング、登山など、スマホ圏外になる場面で活動するユーザーにとってかなり頼れる存在になりそうな最新モデル。特にマリンスポーツやスノースポーツを愛する人なら、MicroLEDモデルはチェックしておいて損なしですよ!
>> ガーミン
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/699323/
- Source:&GP
- Author:&GP