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またもや名作の予感。極細72本リブの「V60 ドリッパー NEO」で美味しいコーヒーを淹れてみない?

HARIOの「V60 ドリッパー」と言えば、コーヒー好きの間では言わずと知れた定番にしてスタンダード。発売から20年、世界中のバリスタからコーヒー好きまで広く親しまれてきたロングセラーですが、さらなる進化を遂げた新モデルが登場です。

「V60 ドリッパー」譲りの使いやすさを保ちつつ、“もっと速く、もっとクリーンに”をテーマに2年の歳月をかけて開発された新型ドリッパー、その名も「V60 ドリッパー NEO」(1-2杯用 VDN-01-B:1980円、1-4杯用 VDN-02-B:2200円)。9月24〜27日にかけて東京ビッグサイトにて開催中のSCJA 2025にてデビューです。

ロングセラーとなっている「V60 ドリッパー」は、円すい形にひとつ穴、内側に12本のスパイラル状のリブ(凹凸)と極めてシンプルな形状で知られていますが、人気の秘密はまさにそのシンプルさにありました。単純な構造ゆえに、湯の流れや抽出スピードをユーザー自身の手で微調整が可能になっています。

また、湯の注ぎ方や抽出時間を変えることで、厚みのあるコク重視の味や透明感のあるクリーンな味、酸味を引き立てる軽やかな味など、1種類の粉を使ってさまざまな味わいを楽しむことも。技術次第で自在に味わいをデザインできる奥深さは「V60 ドリッパー」ならではの大きな魅力といえます。

ただしこの淹れ方の自由さには、技術の習熟度によっては味がぶれやすく、初心者にとっては抽出品質の再現性が難しいという側面もありました。「V60 ドリッパー」ならではのシンプルな構造はそのままに、技術面でのハードルを下げ、誰でも手軽に安定した味わいを再現できるようにできないか…そんな発想から開発されたのが、新たに登場する「V60 ドリッパー NEO」。V60の扱いやすい構造はそのままに、誰でも安定しておいしい味を引き出せるよう設計された新モデルです。

最大のポイントは、一新された内側のリブ形状にあります。従来の「V60 ドリッパー」では内側に長短それぞれ12本、合計24本のスパイラルリブを備えていましたが、新作「NEO」のリブの数はなんと72本! 壁全体に細かなピッチで設けられた極細リブは、底部にいくに従って9本に集約される構造となっています。

ドリッパー内に行き渡った湯が壁全体から素早く均一に流れることで、過抽出を抑えてクリーンな味わいを実現。雑味を抑えながら、酸味と甘み、ボディの輪郭の調和の取れた1杯をスピーディに淹れられるようになっています。

素材には軽く熱効率に優れたトライタンを使用。またハンドル部分をなくしたシンプルなデザインに。加えてドリッパー本体の厚みも極力薄く仕上げたことで、抽出中にお湯の温度が下がりにくくなり、最後の1滴まで理想的な温度を保てます。

従来モデルが持っていた自由度の高さをベースにしつつ、現代のニーズであるスピードとクリーンな味わいに応えた「V60 ドリッパー NEO」。ハンドドリップの新しい時代を拓く注目作です。

>> HARIO「V60 ドリッパー NEO」

<文/&GP>

 

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