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オーディオ・ビジュアルライターが“ガチで使い込んでいる”ベストガジェットを一挙紹介!

&GPでレビューを手掛けて約7年。毎年数えきれないほどのガジェットやワイヤレスイヤホン類のレビューを手掛けてきました。その中でも、時々聞かれる問いが「で、結局あなたが“本当に”使い続けているものは何なんですか?」というもの。今回は総まとめとして、2025年9月の今も愛用している過去のレビュー品を紹介していきます。

折原一也|1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長。YouTube

 

■家の周囲がカメラだらけで配達員さんもドン引き。防犯カメラの効果はすごいぞ

昨年来、愛用品として外せないアイテムがWi-Fi接続可能な防犯カメラの製品群群ですね。始めたきっかけは、世間の皆さんと同じく、闇バイトによる犯罪に対する防犯意識の高まりから。

▲昨年来の大ヒットアイテムでもある「防犯カメラ」

そんな我が家の防犯体制の主軸は、現在もTP-Linkの「Tapo」シリーズです。最初にレビューを手掛けた2024年9月のTP-Link製カメラから始まり(最初の記事はこちら)、その後、他社の製品も次々にレビューしましたが、安定性とコストパフォーマンスの高さは今なお高評価。特にソーラーパネル搭載のスタンダード機の「Tapo C425 KIT」(レビュー記事)、顔認証にまで対応した「Tapo C560WS」(レビュー記事)はお気に入りです。

▲最初の3台のうち1台「Tapo C320WS」は今も稼働中

▲実家の敷地につけてしまったソーラーパネル搭載の「Tapo C425 KIT」

そして、サブながらAnkerの「Eufy」シリーズも同時に5台が稼働中。使い続ける理由は、顔認識AIを搭載した「Eufy eufyCam S3 Pro」(レビュー記事)の顔認証対応のセキュリティレポートが面白いから。

他にも大型ソーラーパネルを搭載し電源の心配をなくした「Eufy SoloCam S340」(レビュー記事)も稼働中。万が一、TP-Linkの防犯カメラに不測の事態があってもAnkerがバックアップしてくれる体制です。

▲門に取り付けられ近づく人を記録する「Eufy eufyCam S3 Pro」

最近、宅配便の配達員さんに「ご自宅、沢山のカメラ付いていますよね。何かされているんですか?」と訝しげに質問されたり、ご近所のお婆さんに「どの機種を買えばいい?」とアドバイスを求められたりなど、この家は防犯がしっかりしていると認知されていることを実感しましたね。

 

■イヤーカフ形状のオープン型ワイヤレスイヤホンが数年来の大ブーム

オーディオ&ビジュアルを扱うライターとして&GPでは、数々の高音質・ノイズキャンセルに優れたワイヤレスイヤホン等もレビューしてきました。でも、ここ数年の僕のブームは、耳を塞がないオープン型、“ながら聴き”タイプのワイヤレスイヤホンです。特にイヤーカフ型の装着スタイルがとにかくラクで、家族とのコミュニケーションの都合もあって、自宅ではほぼイヤーカフ型しか使わないほどになりました。

歴代愛用品としては「HUAWEI FreeClip」(レビュー記事)と「Bose Ultra Open Earbuds」(レビュー記事)の二大先行ブランドからスタート。

▲2024年の発売以来、ロングセラー中の「HUAWEI FreeClip」

▲同じロングセラーモデルのBose「Ultra Open Earbuds」

そして最近のお気に入りはShokz「OpenDots One」(レビュー記事)。装着感、音質、安定性の全てでトップ級という完成度です。

▲Shokz「OpenDots One」は小型化と装着感で一歩リード

そしてもうひとつ、変わり種ながら外せない機種が、ヘッドホンなのに耳を塞がないNTTソノリティ「nwm ONE」(レビュー記事)。音質の良さはやはりヘッドホンが上。自宅で臨場感あるサウンドを聞きたいが周囲の音を聞きたい…なんて時に活用しています。

▲“ながら聴き”で音質重視で出番のあるNTTソノリティ「nwm ONE」

 

■“音質”と“ノイキャン”を追求した本気系ワイヤレスイヤホン

もちろん、電車での移動中など音楽やエンタメに没入したい時間もあります。そんな用途に向けて、僕が常時カバンに入れている愛用品が、Bose「QuietComfort Ultra Earbuds」(レビュー記事)、そして最新の「QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」(レビュー記事)。ノイズキャンセルが強力で、外出時向けのワイヤレスイヤホンとして愛用しています。

▲ノイキャン目当てではBOSE「QuietComfort Ultra Earbuds(第2世代)」

そして、意外かもしれない愛用品が、定番のアップルのAirPodsシリーズです。良い意味でBoseとは異なるスッキリした装着感だし、充電ケース含めて小型で、これもカバンの中に入れっぱなしにピッタリ。

発売日に購入した「AirPods Pro 3」(レビュー記事)も早速愛用しています。ライブ翻訳機能といった未来的な機能も気になるし、今後とも定番機になりそうです。

▲発売日に購入したApple「AirPods Pro 3」は今後数年は使い倒す予定です

 

■AI対応もアツい。有機ELレグザは相変わらず僕の愛用品

最新の連載記事ではTVS REGZA社の有機ELレグザ、X9900Rもレビューしました。切り口はAIチャット対応ですね。ただ正直いうと、僕は過去10年にわたってのレグザユーザーで、地デジ全録機能「タイムシフトマシン」からは離れられないし、リビングの主役として画質・音質も重要と総合評価の高さが一番の理由。そしてAIの先進性も加わり、今なお大満足で活用している一台ですね。

▲テレビはTVS REGZA社の最上位モデル有機ELレグザ「65X9900R」。クオリティも機能性も大満足

▲最新のAIチャット機能も自然な語りで番組を探せて便利

*  *  *

&GPのレビューで扱った製品群のなかから、現在も愛用しているものを振り返ってみると、概ね過去1~2年に発売の製品ばかりになりました。常に最新の製品に触れていると、ワイヤレスイヤホンなどの気になるジャンルは常に最新製品に置き換わっていきましたね。定期連載は本記事でひと段落となりますが、今後も注目のガジェット製品が登場した際にはレビューなどをお届けてしていきます。お楽しみに!

<取材・文/折原一也

 

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