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大人が履きたくなるスケートシューズを見つけてしまったんだ。アシックス スケートボーディングって知ってる?

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

気付いたら自宅に50足ほどのシューズが山積みになっていた筆者ですが、それでも毎日使用するモノですし何より“おしゃれは足元から”なんて言葉があるせいで、ついつい買い物に出るとシューズを見てしまいがち。「あの服にこの靴を合わせたら可愛いかも」「この色のスニーカーだったらあの柄と合いそう」など考えるのが楽しくて、スニーカーマニアではないのに靴は増える一方です。

そろそろ買い控えをしなければと思っていたのですが、ある日ネットサーフィンをしていると出合ってしまいました。

そう、それが今回ご紹介するアシックス スケートボーディングの「GEL-SPLYTE」です。

▲アシックス スケートボーディング「GEL-SPLYTE」

アシックスといえば「GEL-KAYANO」や「GEL-NIMBUS」などの名作が知られています。また、アシックスは個人的にランニングシューズやコートシューズのイメージが強く、筆者が不勉強だったこともありスケートボードラインがあることすら知りませんでした。ひと目見た瞬間、アシックスならではなシュッとしたシルエットとスケートシューズらしい、やや重たいルックスにやられてしまったわけです。知らないラインを知ったのも嬉しかったですし、シンプルにビジュアルも良いなと。

▲かつて存在したアシックスタイガーを彷彿とさせるスプリットタン

かつて、アシックスには別軸でアシックスタイガーというブランドがありました。その中にあった「GEL-LYTE III」というスニーカーが特に印象深いのですが、1番の特徴がスプリットタンでした。その特徴がこちらの「GEL-SPLYTE」にも受け継がれており、個人的に懐かしさを感じます。シュータンが左右に割れているため足入れしやすくフィット感も良好です。実際に履くと「GEL-LYTE III」が販売されていたあの頃を思い出し、何ともエモい気持ちに。

▲異素材MIXされたアッパーもクールです

また、アッパーには異なる素材をMIXして使用しています。補強部分は3本ステッチで縫い合わせているため非常に耐久性が高く、スケートボーディングに適したタフさを誇ります。よく見ないとわからない部分ではありますが、そういった細部にスケートカルチャー好きの筆者はグッと来ます。

■普段履きでも申し分ないクッション性と汎用性の高いデザイン

▲クッション性も高い

肝心なクッショニングですが、バスケットシューズ「GEL-PTG」のソールをスケートボード仕様にチューニングしており、着地時にしっかりと衝撃を分散。かかと部分にはランニングシューズでも採用されているクッション材FF BLASTを使用しているため、スケートシーンだけではなく普段歩くときでも快適な履き心地を実感するはず。

▲ネオングリーンが洒落感たっぷり

さらに、スケートシューズだけあってグリップ力も申し分なし。しっかりと地面を噛んでくれます。グリップ力が高くスムーズに足が運べるところがこのシューズの歩きやすさに直結しているわけです。オールブラックなのにソール裏だけネオングリーンを使用しているところもニクいなと。見えないところも抜かりありません。

▲ヒールにはアシックスのロゴが

そしてヒール部にはブランドロゴをオン。黒の中に光る白ロゴはさりげないながらも静かに、しかしハッキリと「この1足がアシックスのモノである」ということを主張しています。控えめなこちらから職人魂のような気概すら筆者は感じるのですが、皆さんはいかがでしょうか?

▲ノーズにかけてシュッとしたシルエットがアシックスらしい

履いてみると上の写真のような感じ。オールブラックなのでどんな着こなしにもハマりそうですし、そればかりかコーディネート全体の引き締め役としても活躍すること間違いありません。スケートシューズというとカジュアルなイメージですが、大人が履いても何ら違和感がない落ち着いた雰囲気を放ちます。

▲シューズ棚にまた新たな1足が仲間入り

普段シューズを購入する際、つい知ったブランドやシリーズに手を出しがち。スニーカー以外ももちろんそうですが、やはり失敗したくないからです。しかし、今回のような初めて知るアイテムを試してみる、というのも悪くありません。むしろ、自身の履きこなしの幅や知見が広がります。ファッションは遊んでこそ、と個人的には思うので皆さんもぜひ、たまにはいつもと違ったアイテムを楽しんでみてください。皆さんのシューズ選びの参考になれば幸いです。

>> アシックス

<取材・文/手柴太一(&GP)>

 

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